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内容説明
文豪、夏目漱石にまつわる史実を元にした4コマ漫画!神経質、厳しそう…などのイメージが一般にもたれている夏目漱石は多くの友人・門下に愛されたとってもチャーミングな人柄★人間味溢れる夏目先生の姿には思わずキュンとしてしまうはず!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
72
大学で少しだけ漱石山脈や木曜会について勉強した事があったので、登場人物の半分くらいは知っている人達。でも、知らない人も多くて、彼らと漱石のやり取りがすごく面白かったです。まるで自分も誰かの妹かなんかで、端っこに座って耳を傾けているみたいに。菅、是公、寺田。こんな人たちが漱石を作っていた!愛されてたんだ。芥川にはちょっとほろっとしたり。寛容というかお人好しというか、集まってくる人を無碍にできず可愛がって。読んだ本は少ないし、よくわからない物多いけれど、なんとなく親愛なる先生である漱石。もっと好きになりました2016/03/30
ひめありす@灯れ松明の火
50
漱石先生の弟子といえば私の中では百閒さん。漱石全集の校正一切を任されて、漱石の豊饒の言葉の海に溺れた人。だけど正体はノラやの可愛いおじいちゃん!だったのですがこんなお金に困っている人だとは知りませんでした。野上弥生子さん。国語便覧では白髪のちっちゃいおばあちゃんですが溌剌とした若奥様の時代もあるんですよね。大塚楠生子さん、鬼嫁とされた細君。漱石先生の周りの女の人達も気になります。漱石先生の周りの人達も皆偉い人が多いので、ちょっと怯んでしまうけれど良く知りあえばそんなにむつかしい人達でもない様な気がします。2016/04/17
あーさん☆来年も!断捨離!約8000冊をメルカリでちびちび売り出し中!(`・ω・´)ゞ
46
再読。2020/05/13
たくろうそっくりおじさん・寺
38
読友天の川さんのレビューに触発されて読む。漱石の人間関係を四コマ漫画で。先日漱石の手紙本を読んでまだ間もないので楽しく読む。名前くらいは聞いた事があるけれど、人となりを知らない人物ばかりが登場人物なので、読むほどに点と線が結び付き、断片的な知識がクリアーな景色になって行く様で嬉しかった。ただし内容は時系列で進む訳ではないので、もっと知りたくなる。古代の貴族・戦国の武将・幕末の志士に列ぶ日本史の華は近代の文士だと思う。偉大な仕事と他愛のないエピソード。ここに確かに人間がいると思う。2巻も楽しみ。2014/11/21
藤月はな(灯れ松明の火)
35
有名になるのが大嫌いで女性が苦手、癇癪持ちだけどお茶目な夏目漱石、そんな師をを敬愛する変てこな弟子たち、彼を理解してくれた仲の良い友人たちなどが分かりやすく、描かれています。作者の夏目漱石氏への愛がダダ漏れんばかりに溢れた作品。この作品で夏目漱石の作品や弟子や交流者の本が読みたくなったから嬉しいやら困ったやら^^;2012/03/27




