講談社文庫<br> カンナ 飛鳥の光臨

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講談社文庫
カンナ 飛鳥の光臨

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 講談社(2012/09発売)
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  • ISBN:9784062771443

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内容説明

伊賀忍者の末裔にして、出賀茂(いずかも)神社のお気楽跡取り・鴨志田甲斐(かもしだかい)。しかし、その平穏は、秘密の社伝『蘇我大臣馬子傳暦(そがのおおおみうまこでんりゃく)』の盗難によって破られる。謎を追って、現役東大生のアルバイト巫女・貴湖(たかこ)と飛鳥へ向かった甲斐は、そこで密室殺人事件に巻き込まれ……。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

58
以前著者のQEDシリーズは何冊か読んだものの、それに比べるとトンデモ寄りのような気がする。何と言っても主人公がNINJYAの末裔だし。日本の歴史には正史とは違う秘されたものが存在するというのは前シリーズと共通してるのだが、こちらは論旨が強引な気がするなあ。QED読んだのもう何十年も前だからあくまで印象だけど。殺人事件も起きるのだが、シリーズものらしくほとんど全ては闇の中だし。一応の解決は見るのだが、動機も何も全ては闇の中。あと『隠された十字架』や聖徳太子不在説等にも触れられて、懐かしくもなったりした。2026/05/22

七色一味

51
読破。歴史は勝者によって紡がれる。史実の穴を衝いて、自説を矛盾なく歴史に紛れ込ませて物語を作っていくのが歴史ミステリーで、この作品もあっと驚く自説を展開させている、そう言う意味では良作なんですが──。難しいのは読み物として興味を惹く構成になっているか否か。そういう面では、設定・構成は稚拙。あまり次巻以降への興味が湧かないなぁ…。2013/06/04

ポチ

48
聖徳太子は本当にいたのか⁉︎という話。乙巳の変(旧・大化の改新)は単なるクーデター?法隆寺の釈迦三尊像の三尊は誰の事?歴史は勝者によって都合よく改竄されるのはよくある事。『神の時空』の薀蓄と一味違ってこちらも面白い(^^)2016/08/20

るぴん

40
QEDシリーズに続く、高田崇史さんのカンナシリーズ第1弾。出賀茂神社の跡取り、鴨志田甲斐が主人公。社伝「蘇我大臣馬子傳暦」が盗まれ、東大休学中のバイト巫女・貴湖と共に歴史に纏わる事件に巻き込まれていく。術などは使えないけれど、甲斐が伊賀忍者の末裔、貴湖が伊勢服部流忍者の末裔らしい。聖徳太子の謎と蘇我一族の塗り替えられた歴史。馬子・蝦夷・入鹿なんて、確かに藤原氏が付けた蔑称だよなぁ。盗まれた社伝には何が書かれていたのかが、ものすごく気になる‼︎QEDと違い、アクションと1つの大きな謎で引っ張っていくようだ。2020/03/09

福猫

32
作家が違うので比較するものでもないのだろうけど…。前読了本と比べてなんと読み易い作品であったことか。これまでのQEDシリーズと比較しても、とっかかり易くライトな感じで、さらさらページを捲れる。伊賀・甲賀の末裔だったり、何だか訳の判らない黒幕の団体さんがいたり、ちょっと壮大な感じはするが…。楽しめたので良しとしよう。時は飛鳥。果たして聖徳太子とは何物だったのか?歴史のロマンと『勝者の書による矛盾』を追及して、紡ぎだす新説。楽しい。取りあえずシリーズ2作目いきます。2013/08/04

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