内容説明
トリシアは魔法とアイデアで、人も動物もドラゴンもみんな治して幸せにする「魔法医」の少女。今日も、飛べなくなったオトメ系ドラゴンや、音を忘れた竪琴などが、トリシアの助けを求めて診療所に!表題作を含めて7編のお話が楽しめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウキ
4
休日に何か肩の凝らない本を、と思っていたところでとても懐かしい本に再会した。魔法の国のお話。ドラゴンも妖精もいる異世界。でもここで起こる出来事はどれも読者全員の半径10メートル以内で起きそうな日常の「大事件」だ。トリシアを筆頭に登場人物はみんなどこか欠点がある。でも、いやだからこそそれが逆に魅力的に映る。欠点があるからこそ個性的。そしてみんな自分の欠点を自覚しているから他の誰かの力が必要だということ、友だちの存在がとても大切なんだと知っている。クスッと笑えて、他の誰かを大切に思う気持ちに心が暖まる一冊です2018/04/08
rurigokou
3
この本はとても面白かったですわ。読みやすくて絵もかわいいです。それに90年代のアニメみたいで懐かしい気持ちもありましたわ。このシリーズを読み続きます!2019/06/12
ぷるっちょ
3
トリシアの世界のドラゴンは、巨大な胴体に比べて翼が小さいのでどの様にして飛ぶのかと思っていたら、胸部の奥にガスを溜める袋が左右にあり、そのガスのお蔭で空中に浮かべる、という設定が面白かった。てっきり、ご都合主義で魔法の力で浮かんでいるとばかり思っていたので。2016/05/05
りりちぇ
3
かわいい世界ですー
御座候。
2
症例に関する問診やその言語化が文章として的確であると感じました。2021/12/03
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