内容説明
相も変わらずドSな夏野の飼い犬な日々を送る俺。そんなある日、夏野が誰かに見られていると言い出した。それ警察だろ、いつも犬(俺)をいじめてるから。だが夏野との外出後、帰宅して愕然。留守中に本が一冊増えていたのだ! 誰かが忍び込んだのか? だが何で、どうやって!? 実は夏野は人気作家秋山忍。ストーカーの一人くらい、いても不思議はないのだが……調べる中で浮かんだのは、秋山忍そっくりの作風を持つ新人作家で!? 大人気不条理コメディ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リプトン
23
夏野さんと主人公の掛け合いは安定の楽しさで、いつものバトルは今回はライティングデュエルとやっぱりいろいろぶっとんでますが面白かったです。新キャラの親子もやはり変なキャラでこの作品には変人しか出てこないですね(笑)。あと、おっさんが吊るされてる挿絵は思わず笑ってしまいまいしたね。この作品は何でもありな感じですが、それがこの物語らしさになってるし笑いながら楽しく読んでいけます。2013/07/09
Yobata
20
今回はvs友人編。ていうかこの世界でまともな作家はいないのか?ジジイはただの尿漏れ爺さんだったし、友人は友人で執筆術って何?まぁ大変面白いんですけど(笑。あれだけのスピードで作品が生み出せたら苦労なんてないんだろうなぁ…2012/10/08
多田幾多
16
前半のストーカー事件から後半、執筆戦までは飛び過ぎやん。というか、夏野の万能さはやばすぎるwそしてくっっっっそwwwwwwww大澤愁山のキャラはアカンてwwwwwwwwwww見た目は渋くて冷静なキャラなのにwwwwwなんで漏らしキャラなの?ドジッ子なのwww萌えキャラなのwwww2013/09/20
ミモザ
15
★★★★☆ いやー、今回もやられたわー。大作家・大澤愁山がまさか下ネタジジイだったとは(笑)『犬ハサ』って、こういう「キャラの変態っぷり」と「犬と秋山のハイテンションコメディー」なところが妙にクセになるんだよなぁ。 あと映見、彼女のネガティヴさがマジ最高だったのは当然として、映見と秋山の執筆戦…。なんじゃこりゃ(笑)映見の妨害がハンパない。相手を眠らせるとか、わけもわからず自分を攻撃させるとか。途中からは執筆戦っていうか秋山のがまん大会になってるよな。…お前ら、いつからポケモンになったの?2013/07/02
ynor
15
ファミ通文庫のベン・トー。夏野さんのデレ分が多いのがたまらない。教団Mとか十傑集とか九大天王とか知りたくもない闇出版業界設定が止まらない。いいぞもっとやれ!2011/09/12