内容説明
はれて彼氏彼女の関係となった記憶喪失男・多田万里と、自称完璧なお嬢さま、加賀香子。 ラブラブな日々が幕を開ける一方で、万里は過去の関係が白日のもとに晒されたリンダとは真っ直ぐ向き合えずにいた。 そして凹んだ男が一人。柳澤光央は一年生飲み会での盛大な自爆のため深く落ち込んでおり、そんな彼を励ますために万里の部屋でお泊まり会的イベントが発生するが ── ！？ キーワードは仮面。それぞれがかぶるそれとその下に隠された思惑とは？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
82
分かってたけれど、分かってたけれど！笑 やっぱり羨ましいよなあ。何かこの作品は、キャラクターの心情が（主に万里）もの凄く描かれていて、結構同じ意見になることも多いので、格好良い主人公では無い。普通ラブコメの主人公って、もちろんヒロインとくっつくのは当たり前だけど、例えば顔が格好良くなくてもどこか納得できるような格好良さを（主に性格・人間性で）持っているはずなのだ。それで納得する。でもこの作品の場合は格好よくはないけど納得する。現実的ってことなのか。ということは同じ意見になる自分もモテるはずなんだけどな…笑2013/10/09
がっちゃん
51
万里と香子が仲睦まじく描かれる程に、この先の展開が絶望的に不安に、切なくなってきます。同時に今後のキツくなるであろう物語を予感させられます。まだまだ波乱はありそうだけど、万里と香子のみならずみんなにハッピーエンドを迎えて欲しい。 ・・・思い返せば「とらドラ!」も中盤戦からの鬱ゾーンが長かったなぁ。。。 2012/04/24
☆ゆう☆
49
引き続きお借り本☆すっかり布教されたシリーズ3作目☆楽しい♪めでたく晴れてカップルになった万里と香子。何このラブラブっぷり。二人の世界が確実に出来上がってる。“真空パックの握り方～”って笑。香子のグイグイな感じが半端ない。しかしそれにちゃんと振り回されてる万里(><)されど、それもつかの間？リンダとの過去の関係が明らかになったいま、なんとも切ない。そして幽霊万里も戻ってきた！？ますます続きが気になる読後感。果たして“ラブの終着駅”はどこにあるのだろう。東京なのかパリなのかまさかのローマだったりしないかな。2012/06/10
koi
49
やなっさんのマゾいループってすげえ分かるんだけど、あれみんなならないのかな？とまあ、柳澤に親近感湧きまくった３巻です。２巻の内容はどうだったかな、と思ったけど冒頭終わり本編に入ってすぐ思い出しましたｗまあ予想通り香子のベタベタというか二人のバカップルっぷりが微笑ましかったです、付き合いだした時ってあーなるよね（遠い目。でもこの巻はリンダと幽霊が全部持っていった。この二人も成就して欲しいけど万里は一人しかいないしなあ。あとは個人的に千波の闇が怖いです。あの子の本心が全く分からない。ホント全く柳澤の心境と被る2011/09/14
主人公になりたい
46
香子がものすんごくカワイイｗ今最も続きがきになるライトノベル＾＾2011/11/30
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