ハーレクイン 明日なき二人でも 愛に戸惑う娘たち Ｖ

著者名：ケイト・ヒューイット【著者名】/松尾当子【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596126405

内容説明

ゾーイは大富豪オスカーの娘として優雅に暮らしてきたが、自分がオスカーの実子でないと知ったとき、その世界は崩壊した。世間から白い目を向けられ、ニューヨークに逃避したものの自分の価値を見いだせず、パーティに明け暮れる毎日だ。そんなある夜、マックスという魅力的な男性と知り合う。にぎやかな会場で一人だけ陰りをたたえる彼にゾーイは共感を覚え、誘われるままに彼のアパートメントについていく。夢のような一夜を過ごしたあと、ゾーイは満ち足りていた。マックスと一緒なら悲しみを忘れ、つらい現実にもきっと向き合える。だが次の瞬間、彼は言い放った。「帰ってくれ。二度と会いたくない」■大富豪バルフォア家の娘たちのなかでもひときわ優雅なゾーイ。驚くような自分の出自を知ったからこそ、本当に人を愛することを知ります。はたして二人の恋は？　愛と再生の物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サティーシャ]

大富豪の娘として暮らしてきたが、実子でないと知り自分の価値を見いだせないゾーイ。元軍人で失明の危機にあるマックス。二人の苦悩の種類が違うような・・・どうにもすっきりしない話。

2015/10/12

[くろうさぎ]

やっと手に入ったので・・・。私にとってはバルフォア家最終巻。どうにも・・・。自己憐憫に浸る二人の話。なんか、、どうなの・・・？

2013/05/17

[早川珠生]

精神的に子どもなﾋﾛｲﾝと過去に囚われ将来も望めなくなってしまったﾋｰﾛｰの再生の話

2012/02/20

[Mari]

★★

2012/02/19

[MOMO]

２６歳にもなって、なにやってんだか、ゾーイちゃんったら・・・えーッと、あんた確かバルフォア家の一員じゃぁないことが判明して、そのことで騒がれるせいで辛いのよねぇ？で、あんたを愛してる家族を置いてアメリカに渡って、自己憐憫にどっぷり浸かりながら、バルフォア家の財産を使いまくって買い物三昧・パーティ三昧な生活をしていると・・・で、そんな自分と、失明を宣告されたマックス君の苦悩を、平気で同じものに貶めることができるとおもってるのね？・・・ふーん・・・どあつかましいにも、ほどがあるわねぇ・・・

2011/09/11