フラワーコミックス<br> Piece(6)

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フラワーコミックス
Piece(6)

  • 著者名:芦原妃名子【著】
  • 価格 ¥484(本体¥440)
  • 小学館(2013/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091338006

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内容説明

「成海は人を殺しかけてんだ」矢内(やない)から、成海皓(なるみひかる)と坂田コウジの関係、そしてかつて二人が引き起こした衝撃の事件について知らされた水帆(みずほ)。それでも水帆は、成海のことを嫌いにはなれず、自分の想いの行き着く先を最後まで見届けよう、と決心する。東京に戻った水帆は、気まずくなっていた礼美(れみ)と冷静に話しをするため、彼女の大学を訪ねるが…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

玉響

25
レンタル。あなたに聞いてほしい事がたくさんあった。いつでも自分で決断し、行動する。まるで他人に興味を示さないかのようなクールな水帆に憧れて一緒にいるくせに。ない物ねだりばかりして。結局はお互いの存在に甘えていただけなんだ。ああ、どうしてこんなにも難しいんだろう。時々何もかもがどうでもよくなって、色んな思いがない混ぜになったこの感情にシャッターをおろしたくなる。カチリカチリとはまっていくピースにより、少しずつ浮かび上がる過去の残像。コメントへ→2015/07/26

はちこ

21
虐める人間が悪いに決まっているのに。なんで虐められた方やそれを庇った方が罪を背負わなきゃいけないんだろう。そう思いたい。皓もコウジもそんなにまで感情は欠落していないのだと、信じたい。礼美はあんまり得意なタイプじゃなかったのだけど、彼女の視点からみると色々共感出来る。コウジは本当はどういう気持ちで礼美と関わったのかな。そして礼美がまさか折口さんと深く関わっているかもしれないとは予想だにしませんでした!比呂が今どうしているのかも気になるし、やっぱり折口さんの元カレって誰なのか全然わからない。小池くんが癒し。2014/04/10

ソラ

16
まさか礼美まで関わってくるとは…。2013/01/19

ako

10
躊躇なく冷静に徹底的に相手をやっつける成海が少し怖い。比呂を助ける事が彼の存在意義だった。現在の彼は何の為に生きているんだろう?何をしようとしているんだろう?そして比呂は? 礼美とコウジと折口さんも関係があった様子。どんどん謎が深まっていく。2015/12/05

kobitokaba1446

10
面白すぎて禿げそうになったけど、謎は深まる一方で先が気になりすぎる。礼美の心の闇と悲しさと、それでもまだ失っていない優しさや気遣いの危ういバランスの描き方が巧み。礼美から見た水帆の視点も絶妙。それは羨望の対象となるものを最初から持っている者の傲慢さ(決して悪意からでないだけに根深い。「少女革命ウテナ」におけるウテナと若葉の関係に似ていると思った。)。これは水帆視点で読んできた読者にもキツイ。でも女同士の友情って多分にそういうものが含まれているのかも。ところで成海と水帆のお昼寝シーンはまだですか?!2011/08/03

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