内容説明
筆を持つたびにわたしは 人間としての自分の至らなさを悟ります(本文より)真摯に自分をみつめることばの裏側を支えたのは、学び続けた仏教の心だった。人生の真髄をすっとしみこむようなやさしい文章で綴ったエッセイと書の数数は、わたしたちの前に続く道のりをそっと照らす、ことばの道標となることでしょう。書籍未収録作品を加えた、オリジナル編集でおくる「相田みつを ザ・ベスト」シリーズ!
目次
筆を持つたびに
感動とは
苦しい時だって
不
不はわたしの一生のテーマ
出逢い、そして自分の番
絶対の人との出逢い
お母さんの感動が
随喜
親切という文字、どっちがほんもの〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マク
9
どんなものかと試し読みの感覚で手に取りましたが、予想と違ってほぼ宗教本で、大変つまらなかったです。2018/12/01
シュースケ(ザ・うすくら~ず)
3
後半になって解説が出てきた。相田みつをの詩だけを期待するなら買うのはオススメしない。2012/05/22
大泉宗一郎
2
心の奥にまで浸透するような、深い言葉が綴られたエッセイ。みつをさんのお人柄や、やさしい息遣いを感じられます。今すぐにでも全国の小学校に向けて道徳なり、国語の教科書なりに収録すべき言葉がたくさんあり、人としての自分を見つめる機会を与えてくれるはずです。『感動とは 感じて 動く と書くんだな』さあ、ぼくも動いてみよう。2013/05/28
ライチ
1
学生のころ、相田みつをさんの本を買ったことがありました。そのころ気まずい関係になった友達にプレゼントしたことも思い出しました。図書館にこれしかなかったのですが、他の本もまた読みたいと思ってます。何度もつまづいて生きてきた、24年前とは違う私は、どう感じるだろう?人間って不思議。2014/10/25
こういち
1
「不」は、打ち消しの語であらず、昨日までの自分を否定し、今日の自分に生きる、今日、新たに生まれ変わる、という意味。なるほど。2011/08/21