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内容説明
いじめに遭っていた実央を勇気づけた”赤い帽子の人”と広島カープ。”赤い帽子”の彼を探しつつ、カープファンの基町勝子・下仁谷みなみと今日もカープを応援、そして毎日の生活をがんばります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜梨@灯れ松明の火
15
震災後の開幕の話にほろり。私は被災者ではないですが、開幕が決まったあの時、すっごく嬉しかった事を思い出しました。しかしこの作者は広島大好きというか、黒田投手ファンですね、絶対(笑)2013/07/21
ひなにゃんこ
6
★4 ドラフトの話から始まる3巻。「巨人に指名されたら入団しますか?」躊躇なく答える勝子姉さんがカッコイイ。私なら悩むしドラフト恨むわー( ̄^ ̄;)「野球をやれるって当たりクジをひいてる」は名言。「カープの敵しか出ない日本シリーズを何で見るの」「カープの敵は野球じゃないよ」。おお、その境地。野球を見られないシーズンオフも、3人の人生は続く。それぞれの壁にぶち当たりながら、野球を拠り所に前へ進む。 *カープの妄想トークにはニヤニヤ(笑)。あと、みなみの語尾がこの巻辺りから変化してるのは何なのかなぁ? →2013/06/27
koi
5
この巻は最後の話に石田先生の言いたい事が全て詰まっていたと思う、作品とは関係無く自分の思いをそのまま吐露したかのような熱さが伝わってきた。あの時は一日一日がどうなるのか不安でしょうがなかった。でもそんな時だからこそ、と立ち上がっていく強さがあったし、そうなろうとしてた。うーん、感想とは全く関係無いけど、そんな事を思い出しました。2013/01/17
星野流人
5
いきなり世界観を超越した野球神の漫画が始まってしまって、やはりシーズンオフの間はネタが無いのか……?と心配になったりもしたが、蓋を開けてみれば今までで最高の出来だった。ドラフト、日本シリーズ、そしてキャンプ。日本シリーズのエピソードは、去年その試合をリアルタイムで観ていただけに、読んだ際の印象も強かった。それと同時に実央の境遇に一つの区切りがつくエピソードで、読んでたら自然に涙が出た。そうして感動した直後に、真っ白になった勝子姉さんが出てきて脱力した。2011/11/25
空色あさがお
5
いつもながら登場人物の心理描写が重いけれど、それを上手く野球(カープ)話につなげて進めていく展開が素晴らしい。カープに対する愛が深すぎて、こちらまで引き込まれていきます。野球に興味のなかった私がニュースだけとはいえカープ情報をチェックするようになったのは間違いなくこの作品の影響。2011/05/31