内容説明
自ら変若水を飲み、羅刹と化した土方は、近藤不在の新選組を率いて昼夜を問わず激務に明け暮れる。土方に好意を抱き始めていた千鶴は、そんな彼の様子が心配で仕方がない。圧倒的な力を前に瓦解していく新選組。彼らの目指した『誠』の意味とは―!? TVアニメ版ノベライズ激震の第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maybe 8lue
29
原田、永倉の離隊に近藤勇の投降と新選組には辛い局面になってきました。土方はついに千鶴の血を飲みましたね、千鶴が鬼という設定がようやく生かされた局面でした。2015/04/12
ねずみこ
7
【図書館】満員の通勤電車で読んだので、嬉しいはずの挿し絵が恥ずかしかった。近藤さんと土方さんの別れのシーンは胸にくるなあ。2013/03/06
伊織
7
徐々にしかも早いスピードで歴史の渦に飲み込まれていく新撰組。これが史実と知っているからこそ、切ない。もう新撰組の彼らへの思い入れが出来上がってしまっていて、だからこそ余計に彼らにとっての“未来”が少しでもいいものへと移り変わって欲しいと願ってしまう。2012/06/10
まちゃ
6
洋装で髪を切った隊士の皆さんが素敵…!左之さんとしんぱっつぁんが離隊する際、千鶴ちゃんとお別れの時の頭ポンポンのシーンは寂しさ倍増でした><2017/04/18
紅羽
6
この巻からアニメの碧血録の内容になりました。強い絆で結ばれていた隊士たちも戦火に巻き込まれ、次第に近藤さんとの心が離れていくのが切ないです。今回からは洋装に衣替えしましたが、やはり斎藤さんの釦のかけ違えて、照れる一幕は可愛いですね(笑)さて、舞台は新選組最後の地。函館へ。追い詰められた旧幕府軍。千鶴と土方さんの未来は開けるのでしょうか。2013/04/03