県宝守矢文書を読む―中世の史実と歴史が見える

県宝守矢文書を読む―中世の史実と歴史が見える

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  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434035524
  • NDC分類 215.2
  • Cコード C0021

内容説明

諏訪上社の筆頭神官である神長(神長官)を古来一貫して勤めた守矢家の古文書は、信濃・諏訪の歴史をたどるに第一級の史料である。読み下し文と照らし合わせて守矢文書の原文を深く読んでいく。古文書写真満載。読みものとしても面白い。

目次

第1編 守矢文書と諏訪大明神・洩矢神
第2編 諏訪大明神と御左口神
第3編 神領・神宝
第4編 信濃国中が奉仕した御頭の祭礼
第5編 信濃国中が奉仕した造影と御柱
第6編 物忌令
第7編 大祝・神長・祈祷・檀那
第8編 満実・小太郎・彦九郎・菅平
第9編 屋形号の大将諏訪頼重
第10編 正二位を目指した神長守矢頼真
第11編 諏訪頼忠と守矢信真(信実)

著者等紹介

細田貴助[ホソダキスケ]
1919年生まれ。1936年長野県諏訪中学校(現諏訪清陵高等学校)卒業。1938年より長野県小中学校教員。1977年同県富士見町落合小学校長にて定年退職。1979年~1990年茅野市史編纂員(中巻・下巻・史料集・学名地図編纂に携わる)。この間、蒐集した写真史料の解説を分担する(県宝守矢文書を含む)。1991年~1995年茅野市神長官守矢史料館初代館長。この間、守矢家文書目録作成に携わる。1991年~現在茅野市八ヶ岳総合博物館守矢史料館共催古文書講座講師。1993年~1999年茅野市南大塩の歩み監修。2000年~2002年茅野市安国寺区誌監修
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