ビッグコミックス<br> ピペドン(2)

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ビッグコミックス
ピペドン(2)

  • 著者名:羽生生純【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2013/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091837103

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内容説明

わたしのセックスはピペットと同じなのよ!わたしはわたし由来の<わたし>からだけで<わたし>をつくり、女も男も乗り越えた完璧な人間になる--自分のために人殺しまで犯した恋人を迷いなく蹴り倒し、女が求めた究極の生と性とは!?異能の傑士が贈る最先端生命科学(ライフサイエンス)フィクション、ここに完結!その結末を目撃せよ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KTPA

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生命系のルーチンワークな日常を軽いタッチで描く、なんてヌルいマンガを羽生生さんが描くわけもなく、登場人物も描き方もストーリーも実にえぐい。見方によっては科学の在り方的な社会派ともいえるけど、そんな見方しないほうが面白い。ちょっとラストが物足らんけどな。2012/04/16

スケ

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ips細胞という言葉とテーマだけで衝動買い。とりあえず、エグイ作品だった。わたしからのもののみで作ろうとする「わたし」は、おそらくわたしと同じ遺伝子を持たない。どこかが必ず違ってくるだろう。となるとこの存在はクローンではない新しい何かだ。この存在はなんと呼ばれるのだろう??ヒトが編み出した科学技術の進歩がもたらした禁忌。生命という神秘を解き明かすために生み出された新しい存在。これは科学の奴隷、つまりピペドンと呼ぶにふさわしい存在だと思う。科学技術の進歩の正当性に疑問が投げかけられてるように感じた。2012/01/28

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狂ったラストが多い羽生生作品の中でも抜け出てるような存在。「オールー」を思い出した。最後のあれは〈わたし〉を純粋化した姿なのか?2011/04/05

Minky

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題名の意味が分かる怒涛のクライマックス!iPS細胞の可能性とは?2011/04/05

子帆

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衝撃作。一度で消化しきれず二度読んだがまだ無理。この漫画に関する知識はゼロで手に取り、そして世間の評価はまだ調べていないけれど、わたしはこの漫画が素晴らしいと思う。〈 わたし〉キチ三平、自分探しの極みを見せてもらいました。繁栄でも快楽のためでもなく、単なるピペットとして性器を使い仮説と実験、考察を重ねて計画をすすめる二重さん。どこまでもリケジョだから、きっとわたしは〈わたし 〉が愛おしいはず。2021/01/03

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