メディアワークス文庫<br> ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

  • 著者名:三上延【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048704694

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内容説明

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

2479
いまさら、というかようやくというか読んだ。一つ一つのエピソードが面白いし緩く繋がって長編のようにも読める仕立てが上手い。それ以上に雰囲気の醸しだし方が秀逸で読んでいる間古本屋に浸っているかのよう。あと栞子さんのキャラが読書好きにとっては反則級の立ちっぷり。無口だけど本の話になると饒舌になる、なんて萌えざるをえないじゃないの。2013/03/18

Tetchy

2316
この度シリーズ完結を迎えた本シリーズを今更ながら手に取った。ラノベという先入観で手に取らなかった自分を恥じ入る次第だ。作者自身が恐らく古書、もしくは書物に目がないことは行間から容易に察することができるが、作者は話を重ねるにつれて読者を徐々にディープな古書の世界へと誘っていることが判ってくる。このシリーズがたくさんの人々に古書の世界への門戸を開くためにバランスよく味付けされた良質なミステリであることが今回よく解った。次作も手に取ろうと思う。栞子さん目当てでなく、あくまで良質なビブリオミステリとして、だが。2017/06/03

mitei

2133
著者がかなりの読書家だというのが随所に現れていて自分もこんな店開きたいなぁと思う。それにしてもラノベで本を紹介するというのが新鮮だった。そしていろんな本に纏わる話から一つの事件につながってくるのも良かった。続編もすぐに読みたい。2012/01/19

扉のこちら側

2133
初読。同じく古書店が舞台の三浦しをん著の月魚を思い出した。書店も楽しかったけど、古書店にも勤めてみたい。2011/11/21

HIRO1970

2020
⭐️⭐️⭐️⭐️三上さんはお初です。スカイツリーの当日券順番待ちで読みました。設定が北鎌倉辺りなのが先ず良いですね。実際はあの辺りは何もなかったと思いますが、有ったら良いなと素直に思えました。せどり屋さんが出てくる小説は初めて読みましたが、今の古書店とは切っても切れない関係なのがよく判りました。安い古本しか買わないのでこう言った希少本の事はよく判りませんが、きっと相場の裏も取って書き上げているんだと思います。シリーズ化しているのでまた是非続編を読みたいと思いました。古本屋通いの人にはオススメします。2016/05/01

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