内容説明
【SD名作セレクション(テキスト版)】『花使い』と呼ばれる特殊な能力をもつ少女たちの為の女学院に、実の姉・しらゆきによって転入させられた少年・花邑べにお。転入の挨拶で「この女学院を支配(しき)る」と宣言させられたべにおは、できたばかりの友達とも不本意ながら争うことになってしまう。べにおの使う《花》の力は圧倒的だったが、そこにある“いんちき”が隠されていて? 後に“姫百合姫”の名で関東全域の少女から『お姉様』と呼ばれる男子の物語が始まる! ※この商品にはイラストが収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
兎追いしかの山
5
これでもかってくらい色んなものが混ざってて、ある意味爽快。百合あり、バトルあり、異能あり、男の娘ありで、どうしてこれらを混ぜようと思ったんだ!って突っ込みたくなるけど、面白かったからいいや(笑2011/05/07
マギカ鍋
4
姉に命じられ姉と同じお嬢様学校に女装で潜り込む弟。そこは女性にしか現れない「花使い」という能力を持つ者が通う女学校。表向きは姉妹の誓いもある某女学校的な清楚さだが裏では能力で覇権を争っていた。女子校に潜り込む背徳感と覇権争いの殺伐さの中で演じられる姉弟の「いんちき」は、いい緊張感で展開し、クライマックスでは気持ちよく裏切ってくれる。戦闘描写も少女漫画の雰囲気を纏い美しい。「弥鈴の心臓」の「ちゃかぽこ」という音が何を表すのか分からなかったが夢野久作を思わせ古風な雰囲気も感じた。超銀河伝説剣の威力が凄い。2013/01/14
ころん
3
古き良き少女小説なのかと思っていたら、変に熱い少年漫画小説でした。ごった煮感が面白いし、これはこれでありなんじゃないかな。まさに荒唐無稽という言葉が合うラノベだと思う。でも超銀河伝説剣って名前は…w2011/08/31
ユキまる
3
個人的待望の伊藤ヒロ氏ラノベ第2作目。百合モノかと思えば女装少年モノという時点で、既に斜め上を行っとる。王道“風”異能バトルものとはいえ、大同小異の有象無象とは違ったベクトルに乗っかっている、気がする。氏の特徴と筆致・世界観の妙が感じられて読み応えあり。どこか歪んだ雰囲気も健在。続編希望。頼む…出してくれ!2011/05/16
古槍新垢
3
世はまさにリリアン戦国時代。伊藤ヒロはどぎついオマージュだったり濃厚な題材だったりでキワモノゲテモノと評されがちだけど、オリジナリティへの熱意とか地力はすごいと思う。ちらほら目につく表現や能力設定が中二魂を奮い立たすぜ……。「妹下に入る」とか萌え燃え。TRPG的というか、自分の想像力を刺激されるのも素敵。下手すれば寒くなるこういう要素も、さすがのベテラン力、むしろベテランにしてこのチャレンジ精神。伊藤ヒロはテンプレ継ぎ接ぎのキメラ作家なんてオサレな存在じゃない、鵺だよ妖怪だよ。2011/03/31




