角川文庫<br> 万能鑑定士Qの事件簿 VIII

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角川文庫
万能鑑定士Qの事件簿 VIII

  • 著者名:松岡圭祐【著者】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 特価 ¥275(本体¥250)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784043836499

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内容説明

波照間島から凜田莉子に届いた突然の手紙。そこには「水不足問題は解消。寄付はもう必要ない」とあった。募金はまったく集まっていなかったはずなのに! 故郷に戻った莉子が見たのは、12億円で夢の発明を買えると信じ、無邪気に喜ぶ人々の姿だった。同級生の葵、結愛とトリオを組み、発明者のいる台湾へ向かうが、誰も彼の姿を見たことがないという……。莉子は故郷を救うため、台湾を駆ける! 「Qシリーズ」第8弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

196
故郷の波照間島から届いた「水不足問題を解決する目処が立った」との知らせに帰郷した莉子が幼馴染の葵と結愛とともに、海水を真水に簡単に変えられる技術を発明したという人物を探して台湾を奔走するお話。中国語と日本語はどちらも漢字を使うけどやっぱり違う言語なんだなあと思わされる真相で、言葉をちゃんと理解することの大切さを考えさせられた。それにしてもあのラストは…面白いけどかわいそう。あんぱんまん^^;2015/01/09

どんちん

185
海外が舞台だとそのすごさ加減がわからず、おどろき度合いも半減かな。約1名、うざいお友達がいたが、もしかすると結果オーライな大きな活躍をするかと思っていたが、うざいだけの邪魔なもの終わってしまったのが残念だw 少々意外だったのは、莉子が"今こそ自分の能力を発揮するとき"と自らの才能を自覚し評価していること。今まで、自分が他より秀でているということを、自覚しそれを表現することはあまり感じられなかったのだが。これが続くとちょっとイヤミなやつになってきそうでいやだな。最後にあんぱんまん、よかったよwww2013/11/20

修一郎

165
第8段は地球の歩き方台湾編、現地モニターレポート。トリビアは減ってきたけど,台湾旅行お役立ち情報は充実。電車の乗り方から言葉の違いまで懇切丁寧。うん、波照間と台湾の人は似ているのね。素朴で遠慮がなくて親切で…良さげではないですか。私は中国の田舎で暮らしていたことはあるが台湾に行ったことがない。行ったことがある人で台湾を悪く言う人はいないので、絶対にいいところだと思っている。莉子さん、今回はずっと引っ張り回されたけど、閃いてからは早かったね。次は、モナリザ。ついに(ようやく?)ここまで来てしまったぞ。2014/06/30

hiro

151
「探偵の探偵」シリーズを読み終えて、「探偵の鑑定」に進む前にQシリーズの中で未読だった、この第8弾を読んだ。台湾の詐欺師からふるさと波照間島を守るために、言葉も通じない台湾に向かった莉子は、詐欺師の罠を見破って無事に12億円を守ることができるのか。久しぶりに読んだQシリーズは、探偵の探偵玲奈が痛めつけられる暴力シーンなどはなく、莉子の知恵だけで詐欺のからくりを次々に暴いていくので安心して読める。「探偵の鑑定」では、この正反対の莉子と玲奈がどのような化学反応を起すかが楽しみだ。2016/06/30

utinopoti27

138
海水がフィルターを通すだけで真水に?シリーズ8作目は、怪しげな技術の権利を巡って、莉子の故郷・波照間が大ピンチに。詐欺被害を食い止めるため、幼なじみ三人組で台湾に渡った彼女は、詐欺師の手口を暴くことができるのか・・。舞台は台湾。ははあ、松岡先生は、出版社経費で台湾取材したかったんだな、などと思いきや、ちゃんとトリックのネタに必然性があったのね(笑)。女子力全開、旅紀行風の趣向に、お約束の小ネタを随所に織り交ぜつつ、軽快なテンポで展開する『人の死なないミステリ』 隅々まで読者サービスに徹した安定の面白さだ。2019/12/04

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