カドカワデジタルコミックス<br> 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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カドカワデジタルコミックス
百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

  • 著者名:志水アキ/京極夏彦
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2015/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048545976

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内容説明

あの探偵、榎木津礼二郎が活躍する京極夏彦の中篇集『百器徒然袋』シリーズが待望のコミック化!第一弾は『鳴釜』!榎木津!和寅!益田の活躍がコミックでも楽しめる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nishiuchi130

54
通勤電車で一日1冊づつ5巻全部読了。原作は未読。京極の友人、自称名探偵の榎木津が解決した事件が今回の題材。本編と比較して推理ものとしてはノーマルな、連続殺人とかクビなしとかじゃないやつを、榎木津と京極がすっきり豪快に解決します。/エンタメです。榎木津の少年漫画のような正義感と翻弄される周りの人達、くされ縁といいつつ毎回律儀につきあう京極堂の百面相が楽しさの核かと。少年漫画を読むように、心をからっぽにして、すいすい読めます。関口はでてくる隙間がありませんw本編の合間に読むと気がすっきりしていいかも。2017/11/12

鱒子

50
kindle 神こと榎木津礼次郎の魅力炸裂。志水さんの描く榎さんが麗しすぎます。本編の百鬼夜行シリーズとは違って、シリアスな中にコミカルな要素が多いです。京極堂の薀蓄もデタラメばっかり(笑 狂言回しとして、変な偽名ばかりつけられる本島くん(本作では本名が出てこない)が初登場。2019/07/01

藤月はな(灯れ松明の火)

48
新幹線の中で読んだのですがもう、爆笑を堪えるに必死でした(笑)榎さんの優しさと気遣いの中の無茶苦茶ぶりやお茶目さ、不穏な笑みを浮かべ、襷がけでお釜を洗い、榎さんの格好に大爆笑する京極堂などなどマスクの中でもニマニマしちゃう~^^個人的には京極堂があの3人にどんな顔をして仕掛けたのかを想像して思わず、噴いた(笑)「僕」が可愛くって早苗さんもしっかりしているため、幸せになってよかった。耽美ではなく、ギャグなのでどうぞ、大声でお笑いくださいな(爆)本当に榎さんは神だな~^^2011/02/26

よむよむ

40
本屋の平積みで出会ってしまい『瓶長』と共に購入・・・本編の方は我慢したけど、コレには抗えず~ 京極堂さんの「悪趣味なことを思いついてしまった」がツボでした。美弥子さまの一撃が2Dで見られてチョーうれしいっ!いつか再登場してくださることを密かに願うワタクシです。2011/10/30

T.Y.

34
この巻だけ実家で埋もれて行方不明になっていたのを発掘したので再読。姪の早苗が輪姦され自殺を図った件で、主人公が勧められたのは探偵への依頼……超絶探偵・榎木津礼二郎の痛快な活躍を描く百器徒然袋シリーズ第一弾。今回のモチーフは釜――鳴釜の神事からオカマまで。犯人は最初から分かっていて、見所は「悪い奴をやっつける」ことにあり、それでいて展開は先が読めず(探偵が最大の謎)、最後に明かされる意外な真相もあり。事件自体は軽くないが話はコミカルで、締めも暖か。拝み屋・京極堂も悪ノリ気味な絡み方もまた楽しい。2015/03/01

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