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出版社内容情報
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞!
『潜熱』の野田彩子が描く、話題沸騰の役者漫画。宿命の映画編突入―――。
友仁(ゆうじん)の協力もあり、知名度を少しずつ上げていく多家良(たから)。
そんな折、有名監督・黒津壮市の
新作映画のオーディションの話が舞い込む。
多家良と友仁は一緒にオーディションを受けることになるが―――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
82
多家良は黒津監督の映画オーディションに合格する。友仁と役作りをして来た多家良は、黒津監督から否定される。それは多家良と友仁の生み出した役の解釈であり、黒津監督の解釈とは異なる異物である。多家良は友仁の嫉妬に気付き、新たな役を生み出そうとする。いままで二人で築き上げて来た手法が崩壊し、多家良は生まれ変わるのか。登場人物それぞれに熱量があり読ませる。所謂、天才モノであり真新しいモチーフではない。しかし、野田彩子さんの作画に色気と熱量があり引き込まれる。久しぶりに見つけた魂を揺さぶる漫画。熱いぜ。次巻が楽しみ。2020/06/21
tomoko
27
献本。黒津監督映画のオーディションを受けた2人だったが、多家良だけ合格。友仁はいつもの如くサポート役に徹する。だが、多家良の演技の裏に他人(友仁)の影を見た黒津監督は、愛する犬を捨てろ!と突き放す。友仁と離れなければ成長できないのか?2人の関係はどうなる?2020/03/31
ぐうぐう
26
「多家良の芝居は俺を裏切ることで完成する 絶望が 裏切りが 多家良を輝かせる」1巻で友仁はそう吐露した。代役として多家良の演技プランを考え、しかし、それを上回る多家良の天才的演技に友仁は、痛みと共に喜びを感じている。そしてこの2巻で、有名監督・黒津の映画出演を勝ち取った多家良は、黒津から告げられる。「誰の入れ知恵だ? きみはここに異物を持ち込んではいないか?」多家良の演技の背後にいる友仁の存在を見抜く黒津。自身から友仁を捥ぎ取ることは、ダブルがシングルになるということだ。(つづく)2020/03/16
とみやん📖
9
多家良の撮影中の作中の話と、多家良の心理描写とが交錯していて内容が理解できなかった。難しいストーリーに困惑。2020/03/28
だいらかずよ
6
依存のままで役者になれるのか?それとも切り捨てて役者になれるのか?どっちだろう。その先にあるものがまっすぐなものなのかいびつな歪んだものなのか…ものすごく危ういな。3卷早くっ!2020/03/19
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