エンマ（８）

著者名：土屋計【原作】/ののやまさき【漫画】

講談社（2014/10発売）

• ISBN：9784063801446

内容説明

エンマ、最終任務へ！　エンマを抹殺せんと企む楚江王は、人間世界のエンマに向けて「インドラの矢」を放つ!?　尊い犠牲によって救われたエンマは閻魔王の元へ戻り、仕事を続ける決意をする。覚悟を決めたエンマに、閻魔王が命じた「最後の仕事」とは……？　ターゲットは、21世紀東京、エンマと瓜二つの少女・絵麻！　全ての謎が明らかになる、感動必至の最終巻！　あまりにも切ない、そして幸せなラストシーンが待っている！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いたぬ]

本当に悪役らしい悪役が出てこなかったなー。閻魔様の顔の穏やかなことといったら…それがさらに切なさ助長してる。みんなの転生後の見開き絵に大感激。モブが鋼の錬金術士に似てるんやけど何か関係者なのかな？ 閻魔様が幸せになれますようように。最後のセリフのないページで少し救われました。いい漫画に出会えた。

2012/06/07

[そい]

骨を抜かれるのは極悪非道な人ばかりかと思ったら、守りたいものや誇りのために罪を犯している人ちかで１話１話一筋縄ではいかないものが多く、たくさんたくさん考えさせられた。人間ってのは難しいなと思った。最後に今まで出てきたキャラが違う人生を歩んでいるページがあって、ついつい泣いてしまった。

2011/08/01

[クローカ]

漫画。遂に最終巻。賛否両論のある終わり方だとは思うけれど、実に少年誌らしく、また考えさせられるという意味で素晴らしい終わり方だったのではないでしょうか。不満が無いと言えば嘘になりますが、それ以上に面白く、圧倒的に好みな漫画でありました。完結してしまった今言うのが適切なのかはわかりませんが、多くの人に届いて欲しい作品です。

2011/01/14

[なごむ]

エンマの成長物語としても様々な時代を生きる人達のヒューマンドラマとしてもなかなか良い作品だった。登場人物達全員に救いが与えられたし、綺麗にまとめたラストだったと思う。作中で悲劇的な結末を迎えた人達の幸せな来世が示された見開きにはじんときた。一話の殿様と姫の関係が大好きだったので、あのひとコマにはニヤリ。

2011/02/11

[見代]

完結！エンマとナユタの最後の決断はどちらもすごく嬉しかった。いい作品でした心からのありがとうを！

2010/12/30