湾岸ミッドナイト Ｃ１ランナー（４）

著者名：楠みちはる【著】

講談社（2012/12発売）

• ISBN：9784063619621

内容説明

90年代の伝説の首都高ランナー・佐藤（さとう）の32Rを駆る機会を得たノブは、RX-7とGT-Rの差に戸惑いつつも、徐々に順応していく。それを見たリカコは、C1外回りのタイムアタックの許可を佐藤から取るが、かつて「マッドドッグ」と呼ばれた佐藤の中で、何かが燻り始めて――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かすみん]

非合法の中で生まれる覚悟、いろんな人がさら増えてきてる。

2022/10/08

[ダート（装幀に花束を）]

友達の輪が広がってきています★大切なことは☆「言葉にできないけど、気づいていない訳じゃない」☆「効率ばかり追い求めては得られないものがある」★★うんちく＆説教合戦はいつもの流れ。嫌いじゃないから読んでます。★★★でも、若者よ！、こんなかっこいい中年ばかりじゃないぞ、いや、社会にはこんな中年達はいないぞ（笑）

2013/12/12

[メロン泥棒]

チューニングとC1アタックの歴史解説が面白いけれど、どこまでが実話なんだろう。チューニングが合法化されることで法律を犯すことによる自己責任という覚悟が無くなるという考えはこの作品の随所で出てくるこだわりを感じる。よく町中で飛ばしている車をみかけるとサーキットへ行けと言うが、サーキットじゃダメなんだろうな。それ以前に日本には安く走れるサーキットがあまり無いという点もあるけど。

2010/12/10