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内容説明
江戸の町で続発する残虐な辻斬り。その凶行の首魁が将軍・家光であるという噂を耳にした将軍家剣術指南役・柳生十兵衛は、遭遇した押し込みの現場で異能の武芸者達を従えた首魁の姿を目撃する・・その顔は・・
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
1
柳生十兵衛vs「常夜衆」の戦いを描いた伝奇チャンバラ活劇導入編。コンビニ本として刊行されたものはタイトルが変更されているのですね。どうしてそんなややこしいことを…？ 忍者というより、人間やめているバケモノ集団「常夜衆」の前に青年十兵衛は苦戦の連続。熱血で明朗快活な十兵衛が、こてんぱんにやっつけられ、左目も失い、遂に戦士として覚醒するという展開に惹きつけられるのであります。説明は最小限にして、最初から最後までハイテンションな熱いバトルの連続。下巻に続く。星5つ。2018/09/19
三田主水
1
柳生十兵衛が江戸壊滅を目論む闇の一族と対決する、今日日珍しいくらいの真っ向からの時代伝奇活劇。最初から最後まで高いテンションで進むため、物語に緩急がないのが惜しいところか。2010/12/04
