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内容説明
江戸の地に描かれた焔の籠目紋!常夜衆の”儀式”により江戸の町は混乱の極みに達し、その騒乱に乗じて将軍・徳川家光の生き別れた双子の弟・羅刹が、兄を最後の生贄に捧げんと江戸城に襲来する!そしてさらに、常夜衆最強の敵・白虎が暗躍!その陰謀は、海を越えて遥か大陸の強国をも巻き込んで広がっていく!果たして、千年もの永きに渡り続く憎悪の連鎖を、柳生十兵衛は断ち斬ることが出来るのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
1
柳生十兵衛vs「常夜衆」その2。舞台は江戸から尾張へ、説明後まわし(むしろ後で考える?)のノンストップ・チャンバラバトル。羅刹の改心など唐突な展開もあるのですが、「常夜衆」勢では呪法による国家転覆を神頼みと嘲って首領の地位を簒奪する白虎のキャラクターが秀逸であります。ただ、続編となる「秘剣柳生十兵衛」とは設定の食い違いが生じてしまったような…。どんどんお話のスケールを広げながら、説明過多な続編に比較してこちらはぎりぎりのリアリティを保ちつつバトル中心のすっきりした展開で十兵衛の戦いが堪能できます。星5つ。2018/09/20
三田主水
1
江戸を炎に染めた戦いから、舞台は一転して尾張に移り…と、めまぐるしかった第1巻をさらに上回る急展開の連続。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、ここのエピソードの印象がちょっと薄いのですが、しかし怪武術に挑む十兵衛の戦いのアクション描写は相変わらず見事の一言。2011/03/10