角川文庫<br> テンペスト 第四巻 冬虹

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紙書籍版価格 ¥748
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角川文庫
テンペスト 第四巻 冬虹

  • 著者名:池上永一
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043647149

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内容説明

昼間は孫寧温として王府に勤め、夜は側室に戻るという二重生活を送っていた真鶴。ある日、尚泰王の子を身籠もったことが発覚。女として産むべきか、男として目を背けるべきか。悩んだ末、真鶴は母になることを決意する。近代化の波が押し寄せ、王国は崩れようとしていた。数奇な運命を背負った母子の未来に、希望の虹は架かるのか!? 忘れがたき雅博との恋の行方は!? 嵐吹く波瀾万丈の人生が、いよいよクライマックスを迎える!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

271
素晴らしく壮大なストーリーが幕を閉じた。計4巻、足りない!襲い来る各試練に対し、せめて6巻位の掘り下げをして欲しかった。それ程のスピード感があり、必死にこの世界に没頭した!真鶴と寧温、相反する過酷な一人二役が華麗に融合した。かつての敵も、かつて愛した者達も、新しい時代への礎と誇りを持って昇華する。荒れ狂う猛烈な時代の波を乗り切った1人のか弱き英傑、真鶴(寧温)よ!美しき沖縄を今も見守ってくれていますか?著者渾身のラスト!詩歌的であり哀愁漂う景色に四半世紀前に妻と訪れた新婚旅行の美しき沖縄を思い出す‼️🙇2020/01/30

優希

79
最終巻で歴史が大きく動くのを感じました。琉球王国が最期の時を迎えようとするとき、王が、宮中の男たちと女たちがどう生きるのでしょうか。寧温と真鶴の二重生活も懐妊により選択を迫られます。そして母になることを選んだ真鶴。女として産むべきか、男として避けるべきか悩んだ結果が母だったのです。寧温と真鶴が同一人物と知られ、王宮を出ることになっても、明を育てる日々は幸せな時間だったと思います。同じ日本に独自の文化を持つ国があった神秘は永遠に色褪せず、時間の流れに存在し続けているのでしょうね。2015/07/03

kishikan

75
終わったぁ~。怒涛のように琉球王朝に押し寄せる波乱、そして王宮の中で繰り広げられる愛憎劇、そうした中で結実しない男女の愛がこの4巻の長編の中に見事に描かれていました。僕としては第2巻のグロテスクな部分を簡略化し、琉球王朝の終わりの部分をもう少し丁寧に描いて欲しかったのだけれど、全体構成としては難しかったのかもしれませんね。それに、真美那の現代風言葉遣いもちょっとね。それはそれとして、人の気持ちを琉歌というカタチで所々に散りばめ、沖縄の心の原点を大河ドラマ仕立てで提供してくれた、池上さんには大いに感謝!2011/06/23

TATA

73
決して大団円ではないけれど琉球処分という歴史の事実を考えればこういう結末しかないんだろうなと思う。そうだ、沖縄はほんの百年少し前まで国だったんだ。歴史は逆の立場で見ると風景が変わるものだな。破天荒な物語ではあったのですがいろいろと思わされる結びでした。うん、読んでよかったと思える大作でしたね。2018/10/02

BlueBerry

42
ストーリーとかは一応楽しく読めました。時間を潰すための読書とかに良いと思います。子供が男装した母親を見抜けないというのもおそらくファンタジーの一つなのだと思われます(笑。感動とかはあまりなかった。2014/02/09

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