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内容説明
室井静信は自ら桐敷の屋敷を訪問し、沙子の手の中に堕ちた…。一方、尾崎敏夫は桐敷千鶴と共に霜月神楽に参加し、ある計画を実行に移そうとしていた!! 神楽の音にのせ、凄惨且つ壮絶な『屍鬼狩り』が始まる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nanasi
76
尾崎敏夫,室井清信編。激動。巻末に「フジリューの建物探訪」が収録されています。大川の親父が屍鬼にならなくて良かった。ただの人間なのに人狼並みに強い。2013/06/19
とら
53
改めて藤崎さんの演出、作画の巧さに感心した。原作とは少し違うストーリーらしいけれど、これは良いコミカライズなのではないか。いずれ小野不由美さんの原作を読んで、相違点等を確かめたいです。肝心の今巻の内容は、なんというか今更なんですが、今巻はいつもよりさらにあっさり殺しすぎだろう。見てて嫌になるほどだった。もう、敏夫の方が屍鬼なのか桐敷の方が屍鬼なのかわからない位に、みんなの考えがおかしくなってる。これじゃあ、屍鬼を殲滅出来たところで少なからず悪い影響は残るんじゃないか。もう浸食は達成されているも同然。続く!2012/03/27
藤月はな(灯れ松明の火)
21
ああ、遂に屍鬼虐殺編が始まってしまった・・・・TT千鶴があんなにひどい最後を迎えたことや仲がよかった家族のはずだったかおりが父親を殺すシーン、徹が自己嫌悪で一杯になりながらも律ちゃんに人を襲わせようとするシーンなどに人間が持ちうる業や異端の存在となったことによる孤独がひどく、悲しくて泣きたくなります。屍鬼も生きていて欲しいけど、やっぱり、無理なんでしょうか?静信が書いている小説に含まれた「自己と言う小さな存在と周りからの見方の違い」、「なぜ、自らを殺傷せしめたのか」という意味は深いです。2010/10/05
マツユキ
11
原作でもこのシーンはよく覚えている。千鶴が…。人の逆襲が始まりますが、人の気持ちも一つではない。屍鬼たちも。変わりないんだな。複雑。2021/07/29
佳蘋(よし)
11
尾崎先生あくどいな!やらなければやられる、的な展開。村の混沌。屍鬼が間違いなく悪だけど、人間のほうがどこまで善なんだろう。2011/09/19