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内容説明
屍鬼の脅威に晒された外場村。非日常と化した現実から目を背ける村人に対し、医師・尾崎は一人それに抗う術を模索する。そこへある男が手を差し延べ、孤独に苛まれていた尾崎は歓喜に震える。その男の名は――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nanasi
73
結城夏野,尾崎敏夫,桐敷沙子編。巻末に「外場に泊まろう!」が収録されています。結城は普通の屍鬼なのか、人狼なのか?清信がこれからどんな行動を取るのか気になりました。2013/06/17
とら
36
夏野は屍鬼となって蘇った。けれど意志は変わらない。起き上がりを許さないという。尾崎先生は静信にも協力してもらえず、孤独になったかにみえたが、敵に味方がいた。でも同じ考えを持つもの同士だ、敵味方など関係ない。う~ん、何か、人が死んでいくにつれ、人の愚かさとかそういうものがどんどん浮き彫りになっている様な...。時折入ってくる、家族が屍鬼になっていく話。あれはもう、結末が全員屍鬼になる、って分かってるから嫌ですね。今頃桐敷沙子編出てきたのは重要だから?昭頑張ったのになあ。いやここで夏野が救いに来るに一票!2011/10/10
藤月はな(灯れ松明の火)
21
夏野が起き上がり、尾崎が屍鬼を虐殺する決意を固め、原作を読んで一番怖いと思った人物である元子の母性愛と同じようで違う狂気じみた強迫観念が怖いです。沙子の気の遠くなるような孤独や屍鬼として生きることに委ねるまでの葛藤、奈緒さんの家族と一緒に居たかったという痛切な思いを思うと切なくて堪りません。やっぱり私は屍鬼が嫌いになれません。「何とかして人と共生していく道があればいいのに」と読む度に考えてしまいます。アニメは虐殺編が怖いけど見ようかなと考えています。2010/02/25
ぐうぐう
14
藤崎版『屍鬼』が原作にない恐怖を描いている一番のポイントは、やはりその特異なキャラデザインにあるのだろう。首から上がアニメから切り取られたアイコラのような違和感のあるデザインで動く人物達が、リアルな死の中でおののき、叫ぶ。それが恐怖を大いに煽っているのだ。2010/02/05
マツユキ
10
新しい葬儀会社、びっくり。田中家のピンチは続く。徹ちゃん! え、沙子の過去…。田舎の嫁たち…。どっちにしても、辛い。 2021/07/28
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