内容説明
“灰かぶり”カップルに続き、結婚式を挙げるため西の国に戻ることになった“眠り姫”たち。ナーバスになっている軍人の王子の、複雑な家庭内人間関係と、200年前からの“眠り姫”との関係が一気に明らかに ──!? 「僕はいつも君のことばかり考えている」! ──3組の中でも一番ロマンティックな2人は無事結婚式を挙げられるのか!? お伽話の主人公たちが繰り広げるラブコメ童話、第7弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
8
おお、前巻と続き絵になっているのかー、と感動。一気読みじゃないと気がつかなかった。王伊と新祢の結婚式のお話。すごく絆の深い、そして二百年も前から、ずっとずっと互いに好きだという気持ちを持ち続けていた二人が、『今生の幸福を誓ってきた』お話。大切なのは永遠に続くものでなく、昔の思いでなく、今ただ一人の愛しい人へ向ける気持ちなのだと、臆面もなく言い切られて赤面。続→2011/09/10
モノノ
6
もう表紙見てニヤついてました。毎回ステキすぎるイラストです!!!今回の眠り姫カップルのあのシーンはよかった。すごくすてきな恋だなーって思いました。続きがあの白雪姫カップルなのですごく気になる!早く次の巻を~~~!2010/09/16
U
4
最後の方の、眠り姫組が互いに不安を叫びあうところがすごく好きでした。王伊が…///! この物語のカップルたちは、本当に究極的な恋ばかりで、なんともニヤニヤ涙腺潤みます。良かった…!それにしても早苗嬢は一番怖いですね!(笑) 王伊と同類気とは、素敵です。次は白雪姫コンビのようなので、とてつもなく楽しみです。ところであとがきの、「肉料理を〜」がとても面白かったです。確かに(笑2010/09/16
織花
3
一気読破中。夢があるのかないのか……根本的解決は?な西の王子結婚式編。そしてやっぱり東の王子と北の王女が結婚には困難なのよね、という一巻からのフラグばっちりな伏線。少しずつ明らかになる謎は、夢がありつつも切ない。みんなわがままに生きて苦しい。頑張れ。とりあえず、軟派な純情派、鳥代王子の前途を祈り、次巻へ。2011/08/18
凍矢
2
長いこと読めずにいましたが、ようやく読了しました。今回は、眠り姫が主に登場。そうして、難ありの結婚式に。でも、二人の本音が、お互いに確かめられた話でした。白雪姫が、やばめな感じ。どうなるの!?2013/12/29