内容説明
羽生結弦のジュニア時代をモデルに書かれた男子スケート小説!ジュニア選手で、中2の葵と輪は親友でライバル同士。アイス・フェスタの演技中、葵は不注意で輪に脱臼をさせてしまう。思うように練習できない輪に申し訳ないと思いつつ、葵は自分の新しいプログラムに挑戦しようとしていた。二人はそれぞれ不安や悩みを抱えながらも、近くで頑張り続けることでお互いを支えあい成長していく――。元オリンピック代表 佐野稔氏推薦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白雪ちょこ
14
シリーズ第2弾。 今回は、スケートのこともそうだが、葵、輪、橘などなど。 人間関係についても、濃く描かれているように思えた。 個人的には、橘→輪←葵という風に腐った目で見てしまう(笑) 過剰なスキンシップや、心情もとても良かった。 崩れてしまいそうな友情に、うじうじしたような葵くん。 橘くんに対してもムキになったりと、素直になれないような一面もたまにイラッとしてしまったが、最後は怪我も乗り越えて、お父さんとも分かち合い、見事に4回転を飛んだところは、とても良かった。2023/09/12
杏子
8
まさかの視点チェンジ!前巻の主人公だった輪くんの友だち、葵くん。それぞれ苦労してんだなーということが強く伝わってきた。彼以外にもスケートする子らがどんなにいろんなあれこれを抱えてるのか。フィギュア観戦するだけの私たちには、到底わからない悩みや不運、怪我もろもろ・・・続けてるだけですごいことなのに、そこから一歩でも半歩でもレベルアップしていこうとする。並大抵のことじゃできない。毎日の練習や学校の勉強との両立やら・・・ほんと大変。でもそこから、日本の新しいフィギュア選手が生まれていくのだから。頑張ってほしい。2014/03/08
kanakokamodamon
6
主人公、葵の「スケートが好き!ジャンプが好き!」という気持ちが痛いほど伝わってきて、応援せずにいられません。大会のシーンは、まるで会場にいるような臨場感で圧倒されました。スケートが好きな方はもちろん、選手の名前ぐらいしか知らない……という方にもオススメの一冊。葵と輪、2人がオリンピックに出場するまで、このシリーズを続けていただきたいです。和真も気になるー!次巻を楽しみにしてます。2010/10/03
ひまわり
4
前作は輪が主人公でしたが今回は親友の葵が主人公でした。フィギュアスケートをしている場面を読んでいる時にその時に流れている曲が聞こえてきたらいいなぁと思ってしまいました。フィギュアだけをやっていればいいだけじゃないから中学生は大変。葵の両親,いいなぁ♪2014/05/06
ねむりねずみ
4
まず大阪が舞台っていうのがいい!大阪弁はやっぱりすぅっと入ってくる。スランプも怪我も色々ある。でもそれで気づくこともあったり。そんな中まっすぐ頑張ってる感じがすごくいい。今作の主人公・葵くんのキャラも好みなんで軽くツボ。あと実は家庭教師の先生の再登場を望むww2012/02/02
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