角川選書<br> 老い衰えゆくことの発見

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角川選書
老い衰えゆくことの発見

  • 著者名:天田城介
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047034952

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内容説明

老い衰えてゆくなかで老人は、そして介護者はその事実とどう向き合うのか。複雑な感情に彩られた高齢者ケアの実像を家庭や介護施設の具体事例で描き、老いを柔らかく支える社会制度を介護の場から展望する。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まいこ

1
何かを喪失していく時間、できていたことができなくなっていく過程を生きていくことは恐ろしいし難しい。 とくに夫が妻を介護するケースは、女性が自分の老いを早くに受容するのに対して夫は妻の老い衰えゆく現実が認められず、頑張らせてしまうという。そこには自分の男性性への執着もあるという。読んでいるとひたすら欝になってくるけれど不思議とこのテーマには惹かれてしまう。2014/04/22

ブラタン

1
介護職員から大学準教授にまでなる。大した人だ。それもこの本を読めば納得できる。一人一人の認知症患者の一言一言を紡んで、ここまで認知症患者の本質をつかむとは。一般の神経内科医でもできない人が多いのに。ただの出来事をそのまま書き、自分の思いを書いたのではそれは学問では無い。そこからものの本質を絞り出す作業が学問なのだと伝えたいのであろう。2012/09/16

ビアスキ

0
良かった2012/02/25

YASU

0
そろそろそういう歳になってみて初めて実感として迫ってくるもの.自分の中にそうした実感を”発見”してみたくて手に取った.本書では,夫婦の関係,施設職員との関係,さらに社会との関係から,それらが社会学的に論じられていて,なかなか奥深いものだと再認識することができた.さて,こうれからどう老いてみようか.2021/10/23

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