内容説明
一年B組の名物3人組、爽子(さわこ)、裕一(ゆういち)、彰(あきら)。天文部の彼らは、星の観測をしていた夜、学校に忍び込んだ泥棒と知り合う。金庫から700万円が消えていたが、この泥棒氏は、たったの2000円しか盗んでないと言う。続いて彼らは夜の学校で怪しい3人組を目撃。今度は天文部顧問が殺され、事件は思わぬ方向に……。ユーモアあふれる筆致で描かれる〈学園ミステリー〉の傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
17
高校生を主人公とした中編+短編。どちらも赤川次郎らしいユーモアが。ミステリというよりはコメディに近いのでしょうか。サラッと読めて安定。2022/11/30
蕭白
5
あまり深く考えずに、さらさらっと読めました。高校生3人のキャラが良くできていて楽しかったです。2014/05/18
読み人知らず
4
面白い内容だったと思う。昭和の時代の高校生とか。ただね、双子って落ちはどうかと思うの。あと、作品リストがついててなかなかファンには嬉しい。この時点でも200冊以上もあるんだね^^;2013/09/30
寒っ!!
3
夜中の学校への侵入、学校での秘密の会議、泥棒との交流など赤川次郎作品でよく扱われるシチュエーションの組み合わせ。あっさり読めて印象に残らないのも同じ。2016/04/26
miyukorori
2
姉の家で、手持ちの本を読み終えてしまい、『暇だ』と言ったら母から渡された本。2時間もかからずに読み終えてしまった。時間つぶしには良かったけど、かなりあっさりで物足りない…中学生向けですね。うん。時間つぶし。2013/02/27