内容説明
雪の桜田御門。彦根藩士だった兵六は、藩主井伊大老襲撃を目撃する。戻るべき藩はもはや遠く、兵六は遊女紅鶴に安らぎを求める。騒然とする世相にも、柿葺長屋では日々の営みと新たな恋がある。剣友一馬はお久と恋仲になり、士分を捨てる決意を固める。そこへ土佐から妹のお夏が訪ねてきた。
感想・レビュー
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ikyo_01
3
最近、シリーズの途中から読んでも大丈夫なものばかりだったのですが、これは失敗。最初から読んでないと ・・そんな事件が・・成程そんなつながりか・・とか、ちゃんと説明されてはいても気になる事ばかりで・・・。 でも最後まで読んでしまいました。今回は自分の周りの人達の変化、転機、そして時代の流れ、兵六さんは そんないろんな流れの川の中に 岩に捕まりながら流されるか流されないか迷っているって感じでした。2010/06/02
司
0
用心棒から殺し屋へ出世(?)した感が・・・。2011/06/18
匂當内侍
0
押川國秋 初読2020/05/31