内容説明
師走。年末に向けて慌しくなる帝都では、一年の穢れを祓う大祓の行事前に大々的な「蟲呼びの夜」が行われる。冬休みに入った蒼司朗も、修業にピヨ四神のお世話にと大忙し! しかし新嘗祭の夜以来、清志朗の様子がおかしい。何か隠しごとをしていないかと問う蒼司朗に、清志朗の答えは「してるよ」――!! 優しい人たちに、想いに触れて、彼らは(ピヨ四神も)成長していく。少年の運命が花開く、お庭番シリーズ・第五弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅みかん
3
ずっと後を牽いてた清志朗の問題も解決。ピヨ四神様も蒼司朗もみんな少しずつ成長してる。裏大祓は残酷。必要悪については考えさせられる。2017/04/07
つばな
2
清ちゃんのエピが完結してほっとした。罪人の刑罰ネタは引っぱるなこの人。よっぽどやりたいんだろうな。でも今回のエピソードで「審判の日」で受けた印象と実際流先生が書きたい方向は違うのかもしれないと思いはじめたので、いい形で消化してくれるのなら贖罪とか刑罰の話も踏み込んでくれてもいいと思った2011/03/20
いお
1
清ちゃんの憂い(隠しごと)が晴れる回。篠原勇輝や若様に励まされて、もちろん四神様や身内に大切にされて、蒼司朗はシアワセ者だよ~(>_<)2015/07/27
アクセプター
1
再読しました。篠原君が本当に良いお友達になってきて、清志郎君も従弟大好き さらけ出しての巻。2013/09/17
じろう
1
清志朗の問題が解決して良かった。というか、勇気を出せばそんな事だったの?という事なのですが、真面目で優等生な清志朗も時には間違う普通の男の子でした。蒼司朗が駆け付けたという所も、感動しました。2012/05/30