内容説明
「僕があなたの式神となりましょう」死者の魂を現世に呼び戻し、式神として使役する≪式使い≫。式使いの少女・彰は、最愛の式神・司を取り戻し、幸せな日々を送っていた。しかし『司をまた失ってしまうかもしれない』という不安は消えない。司をつなぎとめる方法を探すため、式術を学び直す彰。そんな彼女の元にやってきたのは、式神が降ろせないはずの彰の新たな式神で…!?彰と司、すれ違う2人の心の行方は――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
9
ふたりの相互理解のために、これだけの事件が必要とは・・・ご苦労様なことです(笑)。ヒロインにもどかしさを感じましたが、文句を言いつつ一気に読みました。結局、面白いらしい・・・(笑)。2010/11/12
桜華
4
心配するあまり嘘をついて傷つけてすれ違って……最後まで『あ〜もう!』という展開でしたが、何だかんだで収まるところに収まって良かったなと思います。蘭と彰との掛け合いがもっとみたかったなー。2011/06/03
菊地
4
「1巻か、せめて2巻で終わっておいた方が良かったんじゃないかなぁ……」と思わせるくらい蛇足感のある巻でした。今更、第三者によって彰と司の関係が破綻しないのは目に見えてるので、すれ違い展開が面倒くさいだけの話でした……蘭と彰の絡みがもっと欲しかったよ。2010/04/01
Rara
3
イラストがすばらしく、文章の雰囲気も好きなので、お話が色々しっくり来ないのが残念。司の問題は結局中途半端なのが一番気になりました。どんなご都合主義の奇蹟でもいいから、そこの解決策の提示くらいは欲しかったので…。由明さんは相変わらず渋いです。2010/05/05
U
3
すれ違いっぷりが素敵でした^^でも帝と蘭の出番もっと!(笑2010/03/22