内容説明
海神学園学生寮―明け方、ユキナの部屋に怪しい影が!? 「うわあああっ!」「お、おどろかせてすみませぬ」舌足らずな幼い声を発したのは、田舎にいるはずのユキナの妹分、佐鳥だった。「姉さま、大祭が近づいておりましゅ」大祭―それは実家の道場が行う重要な祭。学長の許可をもらい里帰りするユキナに謙吾、彩離、七湖らチームの面々が同行するが、そこは野宿必至の道なき道の先にある大秘境で!? 一方、特進クラスの上級生、林は国際高速列車ユーロスターに乗り、「ある荷物」を護衛する極秘任務につく。それを少女・老人・黒人という謎の三人組が虎視耽々と狙っていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一般人
1
ラストの展開からするとここからが本番なのだろうか。敵味方ともにキャラも増えてきたので続刊に期待2011/04/12
メロン泥棒
1
今回は巫女に魔術師に続々登場の魔術サイドのお話。これでもかと魔法やら近代兵器を駆使しながらも最後は肉体言語に訴える戦闘はもはや定番。そして、今回は様々な「家族」の形が現れる。これまで様々な任務を淡々とこなしてきた謙悟だが、もはや任務をこなすだけの戦闘員では居られないだろう。ある真実を知ってしまったユキナも同じく。最後に七湖さん、レギュラー入りおめでとうございます。そういえば、謙悟の妹とか居ましたね。2010/12/31
愕天王
1
構成は殆どいつもと変わらず。日常から事件発生、解決まで、1巻で完結される物語。サクっと読めます。これまでの軍事系の内容から少しずつオカルトにも踏み込んでる模様。ゴーレムだけに留まらず、エノクや魔導兵器って…。相変わらず説明不足が否めない描き方なので、元ネタを多少知ってないとつらいかも。何にせよ、軍事+αの独自の世界観が確立されてきました。まだまだ謎はありますが、主人公達の過去や生い立ちもうっすら見えてきましたし、ニキや厳一など登場人物も揃ってきました。そろそろ単発から大きな路線へ切り替わる頃合かな?2010/08/31
higurashi
1
シリーズものは最初は微妙だと思っても、読んでるうちにキャラに愛着が沸いたら負けだと思う。2010/05/09
ペキンパー
1
今回も期待が裏切られない面白さ!(暗黒卿(笑)・ニキや、ある登場人物の血縁やらが登場して役者も揃ってきて、物語もいよいよ本筋に突入しそうな気配。個人的にはアイナとセルジュの関係が気になりますなあ!次巻が楽しみ。2010/04/21