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内容説明
「イン・ワンダーランド」この不思議な世界をモチーフに、描き連ねた7つの作品+αを一冊に収録。ページをめくるたびに新しい風景が顔を出す、不思議な、素敵な、単行本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
60
いかようにも読めるような、まさにワンダーランド。本自体が魔法にかけられているような、浮遊感に満ちた自由な世界。”Blue Yellow”青と黄色の間には必ず目ができ、そんなふとした場所に魔法の種は宿る。可愛くて不思議な動物たちとクルクルと回るように巡る世界はマザーグースの唄のようでもあり、自由に広がっていく様が心地いい。星々の聲を聴くための数学、魔力に魅入られない精神力と体力、真理の豊かさを忘れぬために文学を。迂遠で深い魔法の入り口に最も近いイン・ワンダーランド。2020/01/23
ぱんなこった
7
ウサギが可愛くて表紙買いの大当たり。画は絵本のようなタッチでかなり個性的、1話目のみトーン無しの線画で描かれている。物語も漫画として読むとやや取りつき難い所があるかも。絵本と漫画の狭間と受けとめると、双方の良い部分が滲み出て感じられ、絵本より長く漫画より自由に読むことが出来る。個人的に出会えて嬉しかった本にランクイン!2015/05/11
ARiA
7
アリスやマザーグースの色を濃く見せる異世界の、とある少女の日常の断片達。それを観測する視点はあくまでカメラに徹していて、ナレーターは不在。説明的な台詞も無い。恐らく、一周目では置いていかれる人が多いんじゃないかしら。そのスタイルを良しと出来るならば、ページを開いて、絵本のような世界観に身を委ねれば良い。この表紙に惹かれる人なら「大好き」って思うものが、沢山待ち受けているから。2012/07/02
茶ま太
6
アリスならぬエリゼの不思議な世界での生活。外国の絵本と日本の漫画を良いトコ取りしたような絵柄は、ため息が出るほど繊細で美しい。話はイメージ先行の感覚的な話が多くてわかりにくいけども、この絵柄とマッチしていて良い。外国児童文学好きなら読んで損はないと思う。 1話がほぼトーン無しのカケアミ主体の外国調、その後話数を経るごとにトーンが多くなって日本漫画成分が濃くなっていくのだけど、1話の絵柄をもう少し見たかった。好みにもよるのだろうけど。 巻表記が無いけど終わり?発刊が伸び伸びになったのはこの辺が原因なのかな?2010/02/17
johanna.K@よはんなと読む
5
9/2アリス、ピーターラビット、メアリー・ポピンズ、マザーグースあたりですかね。最初からワンダーランド住人な人々の、オリゼを介した日々の一コマみたいな。ヴィクトリア調は辛口の絵の方が好きなこともあって、絵柄が苦手と敬遠してたんですが・・・大好物でした。エレナー・エスティスの『魔女ファミリー』(旧『ガラス山の魔女たち』)を思い出したり。雰囲気漫画だと嫌う方もいらっしゃるでしょうし、可愛らしいと気にいる方、可愛らしいけどそれ以上に奇妙な味と感じる方それぞれでしょうが、一読してみればいいじゃないかしら!2012/09/05
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