内容説明
天使と人間との“関係”に疑問を持つ者たちが起こしたクーデターによって、「天使たちの楽園」ユーロランドは、一瞬にして人間を閉じ込める“檻”と化した。騒動に巻き込まれた遼一と奈々は、人質となった天使の姫を助けるためキサラギとともに危険な《ゲーム》に身を投じるが、そこに待ち受けていたのは“クリアするために他者の命を奪わねばならない”という過酷な選択だった! 死へのタイムリミットが迫る中、遼一たちの選んだ選択とは? その一方で、非情な決断を下す上層部に反発を覚える天使たちも現れ……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
11
一番悪役っぽいのが味方の親玉ってのが違和感あったがラストはまあ妥当なところに収まった感じかな2015/11/12
わたー
9
完結。土橋作品にしてはハッピーエンドで綺麗にしめてあってよかった。
まなpi
6
ハッピーエンドで他のに比べて綺麗に終わったと思うが…このなんとも言えない後味が悪いのはなんだろうか。 キサラギがいないから?アクション多めで心理戦がないから? なんとも消化不良。 最後の黒スプは良かった。たった数行なのに…(´_`。)グスン 2020/12/05
みどり
6
読了。どう考えたらいいのかな~?でも、まぁ、とにかく3巻の感想にも書いたけど、天使もバグも人間なんだよね。人間には善性も悪性も持ち合わせていて、それがどう言う風に形にでるか、ってことかね~。この作者さんらしいとは思うけど。2019/06/21
湯立
5
クーデタの首謀者が実はお姫様で、最後は遼一と奈々もお姫様を助けるのですが、途中で死んだキサラギは救われないな..あと、当初はクーデタの戦場が遊園地であることに違和感を覚えましたが、4巻でまぁ、その理由が理解できたと思ったら、最終決戦は仮想フィールド..ここはアトラクションを使ったゲームで一貫すべきなんじゃ..と感じました。この物語、1巻は良かったので、ちょっと残念でした。2014/04/08