内容説明
ディワラ星系で必要な物資の強奪に成功したギアリー大佐率いるアライアンス艦隊は、陣容を整え、ヘラダオ星系へと向かった。目的は2000名におよぶ捕虜の奪還と、食料の確保。そこで待ち受ける敵艦隊を撃破できれば、味方艦隊が待つヴァランダル星系まで、あと二つの星系を残すのみだ! 長きにわたる戦闘の日々もこれで終りになると思われたまさにそのとき、艦隊内に潜む怖るべき敵の魔手がギアリーに忍び寄っていた……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kurupira
7
リレントレスってどの戦艦だったか記憶に残っていない書名はさておき、、あとカバー絵の女性が誰か分からないのもさておき、、、中身はとても面白かった。まだ続くようなので楽しみ、続けて読むかなー2016/03/05
鐵太郎
7
アライアンスの国内は、かつてギアリーが100年前に生きていた時代とは大きく変わっています。腐敗した政体、疲弊した民衆、不満を持つ軍部。伝説の英雄である “ブラック・ジャック” ギアリーが帰還すれば、それを利用しようとする勢力がいるはず。ただのジョン・ギアリー大佐として戻ることはできない。どうする。2010/01/11
スミス
5
ギアリー大佐。あくまでデシャーニ艦長の意見を聞くという立場から、だんだん甘えているような態度になってきたのが可笑しいw そして、とうとうアライアンス宙域へ帰還!でも、あの人が逝ってしまった・・・><2013/05/21
MRyas
4
次巻が最終巻とのことで、ストーリーは佳境に入り大きく転換、面白かった。だが短距離ミサイルの誤訳がぶち壊す。発射すれば敵の航空機は高エネルギー粒子の網に包まれ、かすめただけで撃墜、どんなミサイルなんだとw 脳内変換すりゃ良いのだが我慢出来ねー2014/08/26
eucalmelon
3
補給がきびしい艦隊は、貧乏工場を想起させる。ハプナムに、裏切者の破壊工作・・・。ラスボスのような予備艦隊にHPの・・・いや、燃料電池の残り少ない艦隊で立ち向えるのか?とヤキモキさせられた。なんとかアライアンス宙域に戻れたときは、何やら達成感が。2016/02/02