ちくま新書<br> 定食学入門

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ちくま新書
定食学入門

  • 著者名:今柊二
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2014/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480065254

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内容説明

今日はショウガ焼きで精をつけるか。それともサバ味噌にするか。でも、ホッケも捨てがたい。小鉢は、ゴマ和えもいいし贅沢に明太子もいいな。とりあえず、ご飯は大盛りで!男たちにとって、大切な栄養源である定食屋。初めての土地でも名店を嗅ぎ分ける極意から、変り種ご当地名物、ふだん何気なく食べている食材やメニューの意外な歴史まで網羅。お腹いっぱい食べ歩き、調べ尽くして、魅力のすべてを解き明かす。本邦初の定食学入門。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

卵焼き

113
図書館本。実に、面白かったです。一気に読了。定食屋を選ぶ鉄則。定食とは、奥が深かったです。色んな料理の歴史などもちょっと教えてくれたりして、楽しみながら、一気に読めました。2022/02/12

ようはん

23
読んでいるとご飯・味噌汁・おかずの定食物を食べたくなる。定食チェーンだと半田屋とか何回か行ったけど無くなってしまったのが惜しまれる。2022/02/08

佐島楓

23
確実におなかがすいてくる本である。食の文化史も載っていて、面白くはあるのだが、「定食学」とまでなりえているかは読者しだいかもしれない。食を愉しんでいる様子は伝わってくる。2013/12/03

緋莢

18
しょうが焼き、サバ味噌、ホッケ、唐揚げ等々、様々な種類があり、同じメニューでも店によって、特徴が異なる「定食」。そんな定食の魅力を解き明かす。初心者でも入りやすい店の見分け方から、変わり種ご当地定食、定食の意外な歴史まで網羅した入門書。2016/01/08

安国寺@灯れ松明の火

10
「我ら定食学徒」の言葉に心躍り胸高鳴る一冊。そういえば、ご飯の上におかずを一時的に接触させ、タレなどを切って味を調節する動作を「バウンド」と呼んでいた人がいました。このように「定食」においては、ご飯・おかず・汁の三要素は明確に分離されている必要があると思います。丼やラーメンなどは単独で一食を充足する完全性を備えたメニューであり、いわば「半製品」の組み合わせによって一食を構成する「定食」とは一線を画した方が新しい知見が得られるのではないでしょうか。妻には「心の底からどうでもいい」と言われましたが。2013/01/29

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