刑事王子

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader

刑事王子

  • 著者名:似鳥鶏
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 実業之日本社(2024/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408538532

ファイル: /

内容説明

金髪王子とアラフィフ刑事の異色バディは、不可能トリックを解き世界を救えるか――
超絶怒濤のアクション・ミステリ―!
都内で起きた密室殺人。北欧のプリンスがなぜか事件現場に現れた。
協力を命じられたベテラン刑事・本郷馨は、北欧の小国・メリニア王国のミカ第三王子と共に捜査に乗り出すが、
連続する不可解な事件の裏には予想外の黒幕が……!?

【目次】
Prologue
Case 1  嫌われる人は恨まれない
Case 2  胡乱ろんな不在
Case 3  二つの檻
Epilogue
あとがき
装画/サイトウユウスケ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

83
北欧の小国からやってきた本物の王子様と50代の冴えないおじさん刑事がバディを組んで事件に挑む、摩訶不思議設定の物語。おふざけエンターテイメントかと思ったらミステリの設定はしっかりあるのが驚きです。色々無理はあるけどこういうものだと思って読むのがいいですね。敷島さんのキャラがすごくいい!あとがきまで面白いです。2025/02/16

aquamarine

66
ベテラン刑事・本郷馨に命じられたのは、北欧メリニア王国の第三王子の補佐をすること。彼の目的に関わる事件を二人はバディとして紐解いていくのだが、それらが密室だったりアリバイ崩しだったりとちゃんと本格なのが嬉しい。中年刑事馨と16歳の金髪王子とのちょっととぼけたやり取りは楽しいし、女性上司・敷島の不思議キャラも最高。ぶっとんだ設定なのに本格といういつもの似鳥さんなのだけど、あっさりめに感じてしまったのは注釈とあとがきが控えめだったからかしら?2024/04/19

NADIA

62
フィンランド湾内の島国メリニア王国の第三皇子ミカと堪能な語学を捜査で活かす本郷巡査長のバディに、フェミニンな服装と無表情が特徴の超有能女性管理職(おそらくキャリア)敷島が、事故死したはずのミカの兄・メリニア王国第一王子アロンと思われる知能犯「ジョン・スミス」を追うストーリー。似鳥作品にありがちだが、ふざけたキャラクター設定とはそぐわないシビアな状況のギャップが面白い。それでも、ナメクジとカタツムリについて語られる後書きに全部持っていかれそうだが(笑) ナメクジってカタツムリの進化系とは何よりの驚き!! 2024/10/04

ひさか

62
2024年3月実業之日本社刊。書き下ろし。ずいぶんとぶっ飛んだ警察小説。犯罪者を追ってきた小国の王子を日本警察の刑事がサポートして度重なる不可能犯罪を解決して行く。ファンタジックな展開で飽きさせないが、少しおちゃらけ度が高く、謎の位置エネルギーが無駄に消費されるような気が…。それも似鳥さんの計算づくかも。2024/04/30

えんちゃん

60
新たなシリーズが始まるのかな。北欧の本物の王子とおじさん刑事のバディもの。表紙のおじさんがなよってるからおふざけ小説だと思ったけど、内容はしっかり専門的知識ありでシリアス。王子の兄は一体どこへ。続編を待ちましょ。そしてナメクジはカタツムリの進化系とは驚き!2024/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21728755
  • ご注意事項

最近チェックした商品