内容説明
一族の経営する化粧品会社で働くキャロラインは、社長である祖母の提案に、驚きのあまり言葉を失った。研究開発部トップのロシア人化学者ニックと結婚しろというのだ。彼がスパイ容疑で国外追放されるのを阻止するためとはいえ、まさか私が彼と結婚しなければならないなんて……。キャロラインは元婚約者に傷つけられたせいで恋愛を封じ、気軽に誘惑してくるニックのことも以前から避けていた。だが彼が社運を懸けた新製品開発に欠かせない存在なのも事実。底知れぬ不安と闘いながら、彼女はやむなく提案を受け入れた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
ヒーローは実に出来のいい男性。ロシア人で優秀な科学者、プレイボーイとか言われていてもずっとヒロインに片思いしている可愛いところもあって、一緒に生活するにも自立していて人に対する気遣いもある。誠実だし。夫としていうことない。でも肝心のヒロインがちょっと?卑屈というか。ヒーローの誘惑に負けながら変に意固地だし。そして会社を牛耳る祖母の存在感がありすぎて、しかも次のお話に引き継ぐための伏線がいっぱいあってこのお話の中では消化されていないのでものすごく中途半端な感じ。せっかく魅力的なヒーローがもったいない。2014/10/11
nayui
0
★★★☆☆2012/05/16
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