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内容説明
最大手・ひまわり銀行を辞め、フリーの投資顧問をしている女性・三枝。だが、アメリカの大手証券会社の破綻に伴う“ブーニン・ショック”恐慌を受け、運用資金が大幅マイナスに。資金繰りに詰まった彼女は、配当金を支払う当てがないまま、配当率を上げて新規の客に投資を呼びかける詐欺行為を…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜（いざよい）
6
「制度融資詐欺」「詐病詐欺」「有名人詐欺」収録。制度融資詐欺は少し前に同じような内容で実際に起きた事件があったので分かり易かった。まさに自転車操業。詐病詐欺はまたしても氷柱の大学の生徒（ここの大学はみな猜疑心が無いのか？）、黒崎が氷柱の助教に目をつけられてしまったようだ。あの優男は絶対に裏があると思う。2018/02/10
yk
5
詐病詐欺。手口もいろいろですな。DSMにより"うつ"の間口が広がった。そうなんですか。鷹宮とやらみたいな表面だけ笑顔の人間は会社に多いので僕も嫌いです。2018/03/05
avalanche
3
投資顧問詐欺といい制度融資詐欺といいスケールが大きいものになってきて読むのが大変2017/08/26
keyhole
3
【★★★】"どうやって御木本を潰す?"まさか白石が問い詰めるとは。御木本にしても今出てきてる宝条にしても、どうやったら"潰せ"て、黒崎のしがらみが無くなるのか自分も気になってたので、この詰問で今後の黒崎に新たな動きが加わりそうで楽しみ、あと実は宝条と親戚関係だった鷹宮との今後の対決も。手強くてあってほしい。2009/10/28
柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中
3
倒すべき詐欺師を倒せないまま、新たなる敵、助教授は後々やっかいなことになりそうですねぇ。2009/10/11
