内容説明
〈クラッシャージョウ・シリーズ6〉暗殺結社からの警護を依頼してきた要人が殺害された。契約不履行の汚名に、ジョウは?
その標的になって生きながらえた者はいないといわれる暗殺結社《クリムゾン・ナイツ》。彼らに命を狙われているという連邦首相から護衛を依頼されたジョウだったが、契約を終えた直後に首相は殺されてしまう。任務に失敗した彼に与えられた失地回復の猶予は240時間。残された凶器のニードルガンを手懸りに、必死の捜査の末、結社の本部を突きとめたジョウたちを待ち受けていたのは、究極の殺人兵器、人面魔獣だった! /掲出の書影は底本のものです
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつみかん
12
はるか昔の朧げな記憶では、ジョーはもっと危機一髪だったのだけれど・・・今、読んだら展開はスピーディ、都合よく話は進むんだな。2023/08/06
halloween.knight
7
ジョウがやられたぁ〜(≧∇≦)2016/10/18
さこちゃん
4
もはや人類に敵なしのクラッシャージョウチーム。未知の怪物相手の死闘は読み応えがあった。そしてアルフィンの気性の荒さが随所に。その見た目とのギャップが好きです。ジョウの運命や如何に。次巻に続く。2016/12/07
めぇにち
3
再読。改めて読むと、伏線どこ? って感じてしまった。ちょっといろいろと唐突な感じ。初読の時はウーラがアルフィンのライバルという意味であまり好きじゃなかったんだけど、今回は好きとか嫌いとかいう以前に、呆気なさ過ぎたな、と思った。ジョウがクラッシャーの招集を叫ぶシーンは心地よさを感じて好き。2016/05/28
やきとり
3
作者が一番脂が乗っていた頃に書かれた一冊でとにかく展開がスピーディーでジョウと一緒にあれよあれよという間に事件に巻き込まれて行く。残されたニードルガンの手掛かりを追っての追跡劇。合間に入る戦闘が凄く、手に汗握るシーンの連続。前半だけでもイオノクラフトでの空中戦、戦車とアンドロイド戦闘部隊、ミネルバでの衛星軌道戦闘とてんこ盛り。しかしこの巻の魅力はなんと言っても後半の人獣との肉弾戦。これでもかといういうぐらいの戦闘が堪能できてしまう。この作者の場合、ストーリーは付け足し的な扱いが多いのだがこの巻は話も面白い2014/05/27