花とゆめコミックス 図書館戦争 LOVE＆WAR 3巻

著者名：弓きいろ【著】/有川ひろ【原作】/有川浩【原作】

白泉社（2015/11発売）

• ISBN：9784592180487

内容説明

憧れの隊員(王子様)の他に、上官・堂上の背中にも追い付きたいと思い始めた郁。しかしその思いを否定され、思わず堂上を傷つけてしまう。そんな中、「情報歴史資料館」から貴重な資料を寄贈されることに為った図書隊。良化隊との抗争必至の作戦に、何故か郁は外されて…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

椅子をぶつけられ、コーヒーをぶっかけられ…。あれ？生傷が絶えないのは郁ではなく、堂上教官！？そんな踏んだり蹴ったりな仕打ちを受けているにも関わらず、部下の郁のフォローは徹底的にする…こ、これは、もしや尽くして止まないのも郁ではなく、堂上だったのか！？いやぁ、小説を読んでいるときにはわからなかったことがわかって良かったです。（笑）それでも、褒めるところは褒めて、叱るところはビシッと叱る。だからバレていない…いや、これもバレていないのは郁だけだな。みんなには筒抜けなような気がするよ。（笑）

2012/06/21

[みちゃ]

本を読む自由を守るための図書隊に所属する郁は、親には秘密で戦闘職についている。厳しい上官の堂上に初めは反発も感じていたが、やがて彼に追いつきたいと思い始める。そんな中、公序良俗を取り締まる良化隊との抗争が始まるが・・・。人気小説のコミカライズの第三巻です。小説も面白かったですけど、マンガの方も小説にはない特別編とかもあって面白いですよ！

2009/03/07

[しゅわ]

公開討論会、日野の悪夢、そして…「戦争」のハイライトの小田原攻防戦と盛りだくさんの巻です。 「大人の喧嘩」エピソードの時系列のアレンジがちょっと残念でしたが、玄田隊長がだいぶ骨太に描かれるようになってきたのが嬉しいです。なまはげ、やはりビジュアルがあるとイイですね

2012/08/21

[ピち子]

◆漫喫◆　【○】　後進を思いやる教官達の姿勢や気持ちが、郁や手塚を成長させているんだな…と実感した巻。　後半、図書館特殊部隊の作戦から外され安全な任務に着いたはずの笠原の身に危機が!?　ホント、こーゆー展開が上手いと思う…引き込まれずにはいられないでしょ!!!

2011/05/02

[真空 京]

特別編１、２の郁ちゃんと堂上教官のLOVEぶりが可愛くて恥ずかしいです。２は傍目から見るとデートですね。鈍いせいかすれ違いも多い２人だけど、お互いを思っているのがわかるので読んでいてニマニマしてしまいます。そして山場でもある小田原攻防戦。郁ちゃんを思ってメンバーから外す堂上教官と、外されて落ち込む郁ちゃんの気持ちが切なくて、でも堂上教官の真意がわかって前向きになる郁ちゃんに一安心。小田原攻防戦は迫力でした。ケガ人を回収に走る堂上教官が勇ましくてカッコよかったです。

2013/04/28