内容説明
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徒然草の影響力=徒然草文化圏をめぐる刺激的な試み。享受史の領域を越えて真の徒然草の影響力を具体的に指し示し、徒然草をより深く広く理解するための方法論を提示する。幅広い知識と、「文学」への深い理解と愛情に裏打ちされた新しい徒然草文学論。
目次
第1部 生成する徒然草と兼好
第2部 徒然草文化圏としての注釈書と兼好伝
第3部 近世の思想と文化にみる響映
第4部 徒然絵の誕生と展開
第5部 近代文学と徒然草
第6部 世界文学としての徒然草