PanRolling library<br> 相場勝者の考え方 - 短期売買をビジネスにするための心理

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相場勝者の考え方 - 短期売買をビジネスにするための心理

  • ISBN:9784775930670
  • NDC分類:338.155

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内容説明

頼らない!迷わない!一流の判断力を養う!!トレーダーとして生きるためにバブル崩壊直後の1930年代アメリカで発行された『ストックマーケットテクニック』は内部関係者の情報や”耳寄りな噂”、専門家のアドバイスに頼らず、値動きそのものから相場を読み取る力を養うことを目的としていた。その『ストックマーケットテクニック』のエッセンスを凝縮したものとなる本書で、著者ワイコフは「やり方さえ心得ていれば、株式トレードほど良いビジネスはない」という。いまなお尊敬されてやまない稀代の相場師「リバモア」の売買法とも通じるワイコフ流トレードの「やり方=考え方」の極意を学びとってほしい。 著者のリチャード・D・ワイコフは、伝説の投機家ジェシー・L・リバモア(『孤高の相場師リバモア流投機術』)やジョージ・D・テイラー(『テイラーの場帳トレーダー入門』)とほぼ同時代を生きたトレーダーだ。 1929年のバブル崩壊後、大恐慌期のアメリカで、短期売買の正しいテクニックを一般的に広めるために創刊された雑誌『ストックマーケットテクニック』。同誌の発行には「大恐慌の悲劇が繰り返されないように」という強い思いがあった。事実、1929年の高値から33年の安値まで、ダウ平均は87%ほど暴落し、回復するまでに約20年を要したのだ。 本書は米国の真剣なトレーダーたちから支持された雑誌の重要な記事を抜粋して構成されている。したがってどこから読んでもかまわない。主な内容は次のとおり。●値動きの原理●他人の意見に左右されることの愚●損切りの重要性●トレード実践での心構え ここには、ワイコフが伝えようとした「相場の短期的変動から収益の蓄積を狙う株式トレード」の哲学が凝縮されている。『新マーケットの魔術師』でインタビューされたリンダ・ラシュキをはじめ、多くの「マーケットの魔術師」たちから尊敬されているワイコフ。ぜひ彼の金言をトレーダーとして自立するために生かしてほしい。※本書は『ワイコフの相場大学』(パンローリング刊)を文庫化したものです。著者/リチャード・D・ワイコフ(Richard D. Wyckoff)19世紀末から20世紀始めのアメリカで活躍した株式トレーダー、投資コンサルタント、ジャーナリスト。株式トレードで輝かしい成功を収め、その経験を基にアドバイスと啓蒙活動に貢献した。特にマガジン・オブ・ウォールストリート誌の創刊者・編集者として有名。ダウ、リバモアなど当時の一流理論家、高名相場師の理論と実践にも通じており、独自の投資システムを確立した。テクニカル分析の先駆者のひとりであり、その著書は株式トレーダーのバイブルとも評されている。後代に影響を与えたトレーダーとして5本の指に入ると言われている。

目次

短信
専門家とは何者?
ウールワース株のテクニカルな位置づけ
なぜアドバイスを求めるのか
最良の銘柄を選ぶ
モルガンは相場の判断を誤った
強気相場で利益を失う方法
悪いニュースを聞いて買う
あなたの答えは?
ハリマン銀行株のファンド〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pacino

1
Kindleアンリミテッドで読むと文字が左右にふらふら揺れており、とても読んでいられない。2割読んで辞める。2023/06/25

葵堂

0
約90年前に書かれた本とは思えないぐらい、多分今にも通じるであろう内容が満載。小ネタを大量に放り込んでる感じではあるが、全てが同じ方向を向いている。ティッカーテープに全てが現れる、とか断言しまくってるものの、全然そんなことないわこれ・・・。2019/08/30

真魚

0
数年ぶりに精読したがやはり良書。感想を加えるが…、この本は凄いことに、1933年にゼネラル・エレクトリックの工場を視察した詳細まで登場する。戦前米国の工業力がどういう次元だったかを細かに知ることができる貴重な書物のひとつでもある。なぜ日本が敗戦したか、という談義で手垢のついた中身の薄い話とは次元がちがう。なぜならば、完全に投資及び投機の視点で工場を視察しているから。相場取引はこの本の購入価格から始まっている。碌でも無いカモ養成本が千幾らと褒めそやされているなか、実益に直結する本書の古本は2桁と破格である。2019/04/19

真魚

0
良書。ビギナーズラックの後にボロ負けし、必死に自力で体系化に挑戦して更にボロ負けした後初めて読んだ本。自身も優れたトレーダーのワイコフは、問題をえぐり出す。そして、ジェシー・リバモアという金字塔を知ることになった本。ワイコフはリバモアに直接インタビューさえしている(未翻訳)。更には、幼稚な陰謀論でばかり語られるバーナード・バルークが、投機の世界で極めて逸材であったことも本書で知ることができる。本書には、相場に関わるあらゆることが、普遍性に満ちていて、現代でも全て通用する内容だということに気付かされる。2009/12/04

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