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内容説明
戦国時代最高の軍師・太原崇孚雪斎(たいげんすうふせっさい)。駿河の庵原家に生まれた太原崇孚雪斎は、幼くして仏門に入り、僧として生きる事を定められた。ところが雪斎27歳の時、駿河国主・今川氏親(いまがわ・うじちか)の懇願を受け、雪斎は今川家の五男坊・方菊丸(ほうぎくまる)の教育係を任ぜられる。この“問題児”との運命的な出会いによって、雪斎は乱世へと一歩を踏み出すことになるのだった――。戦国史上最も有名な合戦を描く、超絶歴史エンターテイメント!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
58
”力よ いまは力の世なのじゃ”。歴史ものというと、源平、南北朝、三英傑、維新、世界大戦。描かれるのはこのくらいのものだろう。それらを少しでも外れると描かれることは極端に少ない。その点、この作品は今川義元を従来のイメージを残しつつ戦国大名として生き抜くしたたかなカリスマとして見事に描いている。その姿は主人公よりもラスボスのほうがよく似合う妖しい魅力をたたえている。割拠する人材を手玉にとり、織田信秀を相手に鬼手と禁手で騙し合う戦いは、戦国後期とは違った迫力を持つ。桶狭間の運命に今川義元がどう臨むのか楽しみ。2014/01/03
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
25
絵が苦手。2018/03/05
exsoy
24
今川って桶狭間で滅んだくらいしか覚えてない…大大名なんだよなー。なんでこんな貴族でボンボンで麻呂で蹴鞠ポーンなイメージなんだろう…2013/01/02
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
22
信長秀吉伝では桶狭間で死ぬだけの今川義元が主人公の漫画とは!。リアルな劇画タッチで描いただけではなく、史料や研究成果を駆使した内容に舌を巻いた。義元を史上初の゛真゛戦国大名と位置付ける1巻。領国経営の事もきちんと漫画にしてある。戦国時代の実際を極力再現しようとしてあり、それが知的好奇心を満たしてくれて面白い。絵は微妙にデッサンがおかしくて癖が強い。それがまた味。良い。2013/05/23
み
11
今川義元のイメージががらりと変わる漫画。桶狭間でこてんぱにやられた、みたいなことを学校教育で学んだので弱々しい印象しかなかったのだけど、この今川義元は策士で先をよく見据えていてなんで負けたのかわからないほどに賢しい。どう展開していくのか楽しみ。2017/01/06