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内容説明
余命幾許もない少年と人造遺伝子人間の少女の人生最後の日々を綴った不朽の名作漫画の愛蔵版。著者ロングインタビュー等も収録。
1 ～ 1件／全1件
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すかちゃんの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A.Sakurai
3
かなり早くから分かりやすい伏線があったためにエンディングは予想されたとおりではあったが，「生」の前に膨大で無慈悲な「死」の描写を示すことで対比の効果を最大に引き出していた．オヤ？と思ったのは，主人公たちにも関わる社会や科学的設定は最後まではっきりとした謎解きをしておらず，あくまで二人の「生」と「死」を浮き上がらせる背景に過ぎなかった点．イクルにコロニーで何があったのか？奇跡を起こしたあいの出自は何だったのか．仄めかされるされるシーンはあるので読者の解釈に委ねた形で，その方が深みがあって正解なのだろう．2022/04/28
hanemimi
3
読んでよかった。私はまだ人を愛せる。2009/02/11
すうす
2
いや、すごかった。最終話書いた後、作者が漫画を書けなくなったと最後のインタビューに記載されていたが、さもありなんという出来。最終回あたりで精神に訴えかける物語の力が非常に強く、読んでいて震えてくる。田中ユタカの他の作品も手をつけてみたい。2013/05/04
mittsko
2
えらいこっちゃ・・・ えらいマンガにまた当たってしまった・・・ いろんな批評は的外れなんじゃないか?! なんだかすごい作品だぜ！2010/02/04
nozoma
1
２０歳前後の男性オタクとして読んでたら一生モノで愛する作品だったと思う。女性の子宮と愛にすごくすごく夢と理想と救いを求めている感じ。あいの壮絶な過去でも出てくるのかと思いきや、落ち込んでめちゃくちゃになってるシーンもダイジェストで流す。この作品に出てくる女性は全て、男性の救いそのもの。あいの「生んであげたい」発言、母体出産主義、博士のセックスと借腹、無邪気な女も知性的な女も、全て母性的な愛を与えてくる、この感じ。気持ち悪いと思うか感動的と思うかどうかはその人の女性観次第。グダグダ言ったけど、嫌いではない。2016/05/17
