角川文庫<br> 妻は、くノ一

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角川文庫
妻は、くノ一

  • 著者名:風野真知雄【区分表記なし】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2011/11発売)
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  • ISBN:9784043931019

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内容説明

平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった! そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。〈文庫書き下ろし〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

214
ドラマ版を見たのを機会に再読。映像で見た後だと、文章で醸しだすユーモアがキレキレで吹いてしまう。人物の現代的でコミカルな味付けはやり過ぎなぐらいだし、コテコテのラブコメをやってしまうのには恐れ入るがちゃんと効果的で面白い。このシリーズ、前半までしか読んでなかったので今回は最終巻まで読んでしまおう。というわけで次巻へ。2015/06/30

けやき

66
平戸藩の雙星彦馬のもとに嫁ぎひと月で失踪した妻は幕府の隠密だった…江戸に妻を捜しに来た彦馬。こらから色々と事件が起きそう。どことなくほのぼのとした感じもあり面白い。昔どこかの局でドラマになってた気がする。残念ながら観てなかったけど。2021/03/06

kei302

59
風野作品ファンなのに代表作を読んでいなかった。タイトルから勝手に、夫に内緒でくノ一のお仕事してる妻のあれこれかと思い込んでいた。全く違ってた。驚き、そして、面白い。6巻まで一気読み。読んだのは新装版。完結記念著者あとがき付きで、こちらも興味深く読んだ。2023/12/07

mr.lupin

59
またまた出会ってしまったシリーズ物の時代小説。少々変わり者の彦馬のもとに美しい嫁、織江がやって来た。しかしわずかひと月で織江は失踪してきまう。そんな織江を探す為に彦馬は江戸へ赴く。織江のくノ一としての活躍がメインかと思っていたが、まだまだ先があるようでどんな展開にのるのか。その前に彦馬と織江は上手く再会する事ができるのだろか? シリーズの第二彈を手に取るのがメッチャ楽しみな作品だった。☆☆☆☆☆2020/10/04

優希

55
軽く読める感じの時代小説というのがいいですね。三度の飯より星が好きな天文係の雙星彦馬という人物の変わり者具合に笑えます。そんな彼の妻が織江さんという美しい女性。彼女を大切にすると誓ったはずがひと月で行方をくらませられるなんて驚かされますが、織江さんの正体を知ると成程と思います。幕府が送り込んだくノ一と知らない彦馬がちょっと気の毒ですが、彼女を追いかけて江戸までやってくるのに愛情を感じます。色々事件も絡んで、2人の純愛が気になります。日常の謎も起こるし、楽しめそうなシリーズです。2014/08/11

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