内容説明
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旧幕府時代は十手取縄を扱い、明治に入っても捕物を生きがいとする「海坊主の親方」こと赤岩源蔵。その異名は、かつて天誅組を追っていたときに左耳を削ぎ落とされたその特異な容貌と相まって称されるが、一本気で豪快ながら、冴え渡るひらめきは、さながら名探偵そのもの。その名解決ぶりに思わず拍手を送りたくなる!本作は、1978年、第八十回直木賞を受賞した『大浪花諸人往来』シリーズから、秀作を選りすぐって復刊する全四巻のうちの第2弾。捕物帳作品の中では異色ともいえる明治開化期の大阪を舞台に、当時の社会状況や文化、風俗などが生き生きと甦る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
莉玖
4
シリーズ2巻目。面白さは変わらず。この小説の舞台と自身の行動範囲が非常に近いので、地図で確認しながら登場人物の動きを楽しんで読んでいます。今はもう無くなってしまった町名もあるので、大阪の歴史を知る機会を頂いています。源蔵親方が頻繁に人力車を利用しますが、その際の車夫とのやり取りが結構好き。「一台抜くごとに1銭、祝儀はずむで!」みたいな。2018/01/06
はちくま
2
なにわの源蔵シリーズ2冊目。安定の面白さ。前作での登場人物が再登場して、また活躍したり、新たなメンバーが加わったり。強面なだけでなく、TPOをわきまえている源蔵親方、大人です。子どもに混じって遊んであげたりするところもいい。今後、新作が出るわけではないので、残りを読むのがもったいないなあ。2015/02/04
kikimimi86
0
☆3.52017/11/04
JET5
0
⭐⭐⭐2012/05/18
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