内容説明
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捕物帳作品といえば、江戸時代の江戸市中を舞台にしたものが主流の中で、本作は、時代も舞台も異色中の異色として大喝采を浴び、1978年、第八十回直木賞を受賞。81年には、桂枝雀主演によりNHKでテレビドラマ化された作品。ユーモアに溢れ、痛快至極の有明ワールドが完全復刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はちくま
3
「大阪ラビリンス」で目を付けたなにわの源蔵シリーズ、さっそく手に取ってみましたよ。面白い!手に入るうちに読めてよかった!源蔵さんも、周囲を取り巻く皆さんもいい味出してます。でもってさすがに大阪、いちいち食べ物も美味しそう。そして謎解きはしっかりと。次巻も続けて大事に読みます。2014/12/15
まさ影
3
各話の最後に付く、海苔問屋のご隠居が書く報告記事の粉飾具合が絶妙で、おもしろい。この工夫は素晴らしいなぁ。2014/10/31
みつひめ
3
明治の浪花が舞台の捕物帳。海坊主の親方さんの活躍を、海苔屋のご隠居が新聞記事にするという結末が、ひとひねりあり。枝雀師匠のドラマがまた見たくなりました・・・。2009/03/07
Hula
2
★★★★★ 直木賞(第80回 昭和53年)「大浪花諸人往来」の再版本2015/12/24
ゆー。
1
「明治初期、大阪での捕物帳物語。 ちょっと気になったのが『弁当を食べる』ではなく、『弁当を使うか』という表現の仕方。 当時こういう言い方を言ってたのかはわからないですが、巨漢の男が言うからには、消費するという意味合いで粋があったのだろうなと感じた。 西郷隆盛のニセ写真売りの話が好きですね。各章の最後に新聞でまとめるのも上手いなぁと。 では、次の本でも使うか。 『・・・本の場合は読もうか。のがしっくりくるわヾ(・ε・。)』」2020/03/01
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