内容説明
明治から現在まで日本の文壇を騒がせた文豪たちを
作品イメージと生き方からイケメン擬人化!
イラスト・マンガとともに文豪たちを紹介していきます。
まさに 《現実は小説より奇なり》!?
文豪たちのスキャンダラスな恋の行方……
また、その孤独や苦悩を解き明かす!
◎ あの【夏目漱石】の、おちゃめすぎる姿!
◎ 【泉鏡花】が敬愛する師匠・【尾崎紅葉】から隠し続けた禁断の恋とは!?
◎ 豹変カレシ!? 意外な一面【国木田独歩】が刃物を向けながら想い人に迫る！
◎ 稀代のモテ男【太宰治】。その秘訣は天使と悪魔のオシャレ術?
◎ 質実剛健な作風の【中島敦】は、じつは相当な遊び人だった!!
――― などの1コマ漫画も必見!
真面目? 神経質?と思われがちな文豪たちが見せる
人間味あふれる姿に、クスっとしつつ親近感が沸いてくる。
これを読めば、文豪の新たな魅力や、濃厚な人間関係までが丸わかりに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
87
完全に趣味ドストライクでした。文豪好きなら読むべきです。明治・大正・昭和の文豪をビジュアル化し、人物に特化しており、相関図と適度な情報量でエピソードを紹介しているのがいいです。文豪資料も充実していました。時代毎の文学の流れもつかめるので、手軽な文豪読本という感じでしょうか。絵も豊富で見ていて楽しいです。ビジュアルの好みは藤村先輩！それにしても国木田さんがクリスチャンとは今まで知りませんでした。2016/02/04
たまきら
33
昨日「どうする家康」の白兎のお耳ガブリ！に娘がきゃあきゃあ言ってましたが、なんというんでしょうねえ、妄想が女子の歴史探究心や向学心を盛り立ててくれるのなら、ドラマもハンサムに描かれすぎている文豪もいいじゃないですか。…絵の方が実害少ないし。ろくでなし男子ばかりでぞっとするなあ、しかし。2023/04/24
日奈月 侑子
5
実際の写真を知ってる方も多かったのですが、これはこれでまた美味しいなーなんて思いつつ読み終えました。太宰治の情報目的で購入したのですが、人となりについてはざっくりとしか知らなかった他の作家のエピソードも知れて中々楽しく読む事が出来た一冊です。取り敢えず今度谷崎潤一郎の作品を手に取ってみようかな…と思います。 文豪に興味を持つ切っ掛けとして良いかも知れないです。結構皆さんハチャメチャやってる方が多かったんですね…。 個人的に面白かったのは、○○の構成要素の部分。エピソードが簡潔にまとめられててかなり好きです2015/05/27
chatnoir
3
えぇぇぇっと、写真が残ってる方、記憶にインプットされている方が多いので、萌えない（笑）右上の菊地寛が絵的には好み。2015/11/04
トマズン
3
人物紹介。 明治、大正、昭和に分け それぞれの時代から文豪らをピックアップ しかも、美男子へとイラスト化 (笑) よくある紹介と違って、マザコンや親バカ、筆まめに愛欲等の 要素を書き出した性格的特徴が面白く、交友関係等の相関図や逸話等 ちょっとしたコラムも載っていて読み応え満点。 それにしても、夏目漱石の脳がある大学に保存されているなんて驚きです。2015/08/20
