デアマンテ～天領華闘牌～ (2)

著者名：碧也ぴんく【著】

幻冬舎コミックス（2014/12発売）

• ISBN：9784344814554

内容説明

唐館の古物商に嵌められ、濡れ衣で死んだ父の汚名を濯ぐため少女・かなは、丸山遊郭の金剛太夫の禿となった。実は金剛太夫は、髪結いの鋤、大工の弥十、芸子の心蔵らと共に暗躍する長崎奉行直属の隠密間謀――闘牌――の一員。しかも男性であった。組織的密売を暴くために、出島や唐館に出入りする金剛。父の死の真相を知りたいと願い、金剛について歩くかなは、危険な事件に巻き込まれ――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゃりんこママ]

「嫁盗み」…誘拐婚の風習から起こる殺人事件、出島阿蘭陀商館の抜荷、一筋縄ではいかない事件の解明に挑む密偵・闘碑（カルタ）の面々はカッコイイが、可愛い脇役も出て厭きません。着物の立ち居振る舞いも非常にきれいです。当時の身分恋愛の概念もシビアで時代劇好きも納得ではないでしょうか。

2015/03/05

[いいちゃん]

長崎での抜け荷問題に挑む。金剛太夫、おらんだ語も話せるし、ダンスも踊れるし。スーパーマンだなぁ。抜け荷問題の結末は悲しいものでした（ ; ; ）

2015/02/28

[さとまみ(コミックス&BL小説専用)]

もしかして、実はおとん？

2017/01/16

[†ソエル†鳴らせ Hi-Fiな想いと 次元を超え胸打つメロディー]

丸山随一の遊女──その正体は密命に生きる美青年

2008/12/30

[くりぼー]

ちょっとした推理物のお話しがつづきますが、それらの事件が主人公の追う真実への手がかりだったりする話。相変わらず衣装が可愛らしいです。

2012/02/09